レイフォンは”燃え尽き症候群”でしょうか。鋼殻のレギオス 第8話 「かつての敵は廃都と成り果て」 の感想です。
バリバリ働いて、社会的地位があり、お金も稼いでいた人が、あるときふと「自分は一応成功したけど、これって何か意味あるのか?」と疑問を持ち、急速に仕事へのやる気を失って引退してしまう、ということがままあるようで、”燃え尽き症候群”と呼ばれます。怖いですね。”萌え尽き症候群”なら本望ですが。
レイフォンは若くして『天剣授受者』になり、たいへんな重圧の下で生きてきたでしょうから、この若さで燃え尽きても無理は無いのかもしれません。汚染獣の本当の恐ろしさを知っているだけに、「本気で襲われたら自分の力も役に立たない」と悟っているところもあるのでしょう。だから「勝つことにたいした意味はない」と。
ニーナはまだ伸び盛りなので、自分やチームが強くなることがうれしくてたまらないわけで、レイフォンとの温度差は決定的です。レイフォンは基本的には優しい奴なんだけど、それでも水を差すようなことを言わずにはいられなかったのでしょう。
レイフォンは、グレンダン出身の連中から裏切り者呼ばわりですが、燃え尽きたことが”裏切り”の結果なのか原因なのか、それはまだ不明です。
どことなくナウシカに似た雰囲気がありますが、今回の汚染獣に滅ぼされた町は、ナウシカのペジテ市を思わせます。まぁ、懐かしくていいかな。
リーリンが可愛いですね。メイシェンとキャラがかぶっている気はするが、メイシェンよりはしっかりもので、よりケナゲな感じがします。手紙を読んで、「いつからこんなこと書けるようになったのかな」とニヤニヤしていますが、それはレイフォンがより女性の扱いが上手くなったということであり、危機感を抱くところではないかと。>リーリン
いまはツェルニ側とグレンダン側とで完全に分かれて進行していますが、いつか交わるのでしょうね。リーリンとフェリの対決を楽しみにしています。
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原作読んでないのですが、なんともいえない世界観が時々入る英語のシーンとあわせて不思議と魅力的です。
ところで、ネーナではなくニーナですよ。
この世界観はそれなりに魅力的ですね。まだまだ断片的にしか語られていませんが。どっちの方向に膨らませるのか、楽しみにしています。