ライドバックは人間とシンクロするのか。RIDE BACK -ライドバック- 第8話 「GET RIDE!選ばれし者」 の感想です。
ロボットアニメでのロボットの操縦方法には、いくつかのタイプがあります。分類するとこんな感じでしょうか。
- マスタースレーブ
- 半自律動作
- 脳波コントロール
1のマスタースレーブとは、人間が行った動作をロボットがトレースする方式です。ライディーンがそうでしたが、例が古すぎますか。マスタースレーブですべて行うのは非効率なので、半自律と組み合わせたシステムは”セミ・マスタースレイブ”とも呼ばれ、フルメタのアームスレイブはそれです。
2の半自律動作が、主流の方式でしょうね。人間が操縦桿などでコマンドを与えると、ロボットが自動的に最適な動作をするという考え方です。そのソフトウエアのチューニングが重要という設定もありがちでしょう。
3の脳波コントロールは、おそらく最強の操縦方式で、マクロスのYF-21やVF-27がこの方式です。エヴァもこの一種でしょうか。
で、ライドバックなのですが、普通に考えれば2の『半自律動作』なのでしょう。キーファもそのように説明していて、ソフトウエア(OS)の重要性についても語っていました。
でもキーファの言う、「マシンと人間が互いに限界を超えたときに見える、まばゆい光景」というのは何でしょうか。単に、ランナーズハイのような脳内麻薬で高揚した状態かもしれませんが、あるいは、ライドバックと人間の脳がシンクロした状態かもと思ったりします。
3話で、フェーゴのACSが不可解な設定(一見すると無意味)になっているという描写がありましたが、そのASCの図は人間の神経のネットワークのようにも見えました。 岡倉は、偶然かもしれないけれど『人間の脳とシンクロできるACSの設定』を発見し、そのおかげでアリゾナ戦役で勝つことができた、というのが僕の仮説です。ただし、シンクロ適性のある乗り手は少なく、その適性があることをキーファは「ライドバックに選ばれた」と言ってるのかなと。
キーファと琳がペアで舞うシーンは、バレエのパ・ド・ドゥを思わせました。 キラキラシーンがやけに強調されていて、あれが”まばゆい光景”ってことなのでしょう。
琳は、ライドバックに乗ったことで自分や弟の人生が狂ったわけなので、しばらくは乗りたがらないと思っていましたが、わりとあっさり復帰しましたね。残り回数も少ないし、欝シーンが長いよりは良いですが。
BMAは琳と岡倉をあっさり開放しましたが、捕らえて何をするつもりだったのでしょうか。 琳を捕らえる → 岡倉をおびき寄せる → GGPをおびき寄せる → 殲滅 ということかな。なかなか回りくどいですが。 だとしたら琳や岡倉にとって、BMAは味方とは言えず、これから2人がどうするのか気がかりです。
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>ライディーンがそうでしたが、例が古すぎますか
そんなことないですw。よく判りました。
ライディーンに反応して下さる方がいて嬉しいです。おっさんホイホイ(失礼)ということでw。 まぁ、僕も観たのは再放送ですし、若い人でもご存知なのかな。