希望を感じさせるサブタイトルですが、『闇を照らす真実』とは何でしょうか。キャシャーン sins 14話 「真実は闇を照らし」 の感想です。
キャシャーンはようやく、自分がやるべきことは『正義の味方』だと気づきました。子供や滅び行く人々を守ることが、彼のできる罪滅ぼしであり、それが使命であると。闇を照らす真実とは、『キャシャーンの正義』のことなのでしょう。
ここまで長かったですが、キャシャーンが踏み出したキッカケは、リューズの発破であり、リンゴの危機でした。命を賭けて戦うには、具体的に『守るべきもの』が必要なのでしょう。特攻で亡くなった方々の手紙を見ても、『国のため』というような漠然としたものではなく、『故郷の家族や友人を守るため』に勇気を奮い起こしたことが伺えます。守るべきものがあることが、キャシャーンの強さであり弱さでもあるのでしょう。
キャシャーンはこれでスッキリしたようですが、ディオとレダのやっていることは、いまいちチグハグに見えます。彼らの目的は2つあるでしょう。一つはロボットの王になることで、もう一つはキャシャーンの不死の秘密を手に入れること。どちらかといえば後者が重要なのだと思えますが、それにしてはキャシャーンを打ち負かす方策を持たず、愚直に戦っているように見えます。彼らは今後、キャシャーンにどうやって対抗するつもりなのでしょうか。戦闘シーンの迫力はすごくて、レダが水を差したのが残念でしたね。
ラストで、自称『ルナ』が登場しました。CVも矢島さんでしたが、あれは本物なのでしょうか。来週わかるのかな? 予告では、あまりそういう雰囲気はありませんでしたが…
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