ファン君はどうやってタイタニアと戦う理由を見つけるのかなと思っていたのですが、なるほどこういうことですか。タイタニア 第10話 「エウリヤ崩壊」 の感想です。
ベルティエ元参謀長は、謀略が好きなタイプの軍人のようで、同じく謀略好きのイドリスとウマが合うようです。でも謀略に頼るのはどうなんだろう。
旧日本陸軍も、謀略が大好きでした。謀略で満州国を作って傀儡にし、さらに謀略で中国に戦争をしかけた。それによって当初は有利に事を運んだけれど、謀略であることはバレバレなので国際的な支持は得られず、結局は世界中を敵に回して戦争する羽目になったのでした。謀略は効果絶大なこともあるけれど、副作用もとても大きいのですよね。
ベルティエはリラを使ってファンを引っ張り出すという謀略を思いついたようだけれど、これがファンがタイタニアに敵対するキッカケになり、彼らは高いツケを払うことになる、という展開なのかなーと思っています。
ただ、ファンがリラにあそこまで拘る理由が、いまいちわからないですね。常に思い出の財布をもてあそんでいて、ずいぶんご執心のようですが、リラがしたことといえば、ファンの財布をスッたことと、ハニートラップを仕掛けてレジスタンスに引き入れようとしたことですよね。ファン君は、そういう酷い仕打ちに萌えるという属性なのでしょうか。なかなかマニアックだと言えます。
今回もリディアがちらっと登場。なにげに皆勤賞ではないのかな。海賊がどうの、手柄がどうのという生臭い話をしているときに、花を愛でることが「戦争よりは趣味が良い」としれっと言ってのけることが、彼女の役割なのでしょう。
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