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いいファンタジーだったんじゃないでしょうか。まさかこのアニメで泣けるとは。まかでみ・WAっしょい! 第8話 「なんかメイドに幽霊にメカなんですけど。」 の感想です。
『モノに魂が宿る』というのは東洋的な思想なんでしょうけど、あってもいいと思うんですよね。魂の正体なんてわからないんだし。大事に使われたり、多くの人の思いが込められたりしているモノには、魂があるような気がします。
惑星探査機『はやぶさ』の奮闘が、少し前に話題になりました。無人で小惑星に着陸してサンプルを採取するという快挙を成し遂げたのですが、多くのトラブルにみまわて満身創痍で、運用チームの奇跡的な創意工夫でなんとか動いている状態でした。多くの人が、深宇宙でひとりぼっちでがんばっているはやぶさにエールを送ったはずです。はやぶさを擬人化した、こんな書き込みもありました。
肝心のアニメの内容ですが、ロケットに女性型ロボット?が恋をするというお話でした。機能美の極地であるロケットと、機能よりは『心理的効果』を重視してデザインされた女性ロボットとの対比が面白いところです。ロボットは自分には機能美が無いと悩んでいましたが、『心理的効果』も立派な機能であり、何にでも意味はあるとロケットは語りました。
人が生まれてきた意味について考えるように、魂が宿ったモノも、自分が作られた意味について考えるのでしょう。ロケットに生き様をみて、トリンシアも答えの糸口を見つけたようです。
「あなたとの出会いは、私と、私が関わったすべてのものに影響を与えていくでしょう。それが、私とあなたの子供です」とトリンシアは言いました。『情報遺伝子ミーム』の考え方が入ってますかね。
生物は自分の遺伝子を後世に残すために生きている、という考え方があります。では、子供を作らなければ生きている価値は無いのでしょうか。そうではなく、生きていることにより発信する情報も、遺伝子のように世の中、および後世に影響を与えるはずであり、それが生きている意味になるはずです。ロケットとの出会いによる情報遺伝子を、自分たちの『子供』だとトリンシアは表現したのでしょう。
僕もロケット好きなんですけど、原作者、あるいはアニメ製作者のロケットへの愛情が感じられて、いい短編だと思いました。トリンシアも可愛いかったしね。
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『モノに魂が宿る』というのは東洋的な思想なんでしょうけど、あってもいいと思うんですよね。魂の正体なんてわからないんだし。大事に使われたり、多くの人の思いが込められたりしているモノには、魂があるような気がします。
惑星探査機『はやぶさ』の奮闘が、少し前に話題になりました。無人で小惑星に着陸してサンプルを採取するという快挙を成し遂げたのですが、多くのトラブルにみまわて満身創痍で、運用チームの奇跡的な創意工夫でなんとか動いている状態でした。多くの人が、深宇宙でひとりぼっちでがんばっているはやぶさにエールを送ったはずです。はやぶさを擬人化した、こんな書き込みもありました。
(´・ω・)「ふぅ…なんとかサンプル取れたかなあ?あとは帰るだけだお」泣けませんか? こんなに多くの人に思われているはやぶさには、きっと魂があると思うんですよ。だから泣けるのでしょう。
(´・ω・)「体のあちこちが痛いお…でもコレ持っていかないと。みんな待ってるお」(`・ω・´)「ガンガル!!」
(´・ω・)「宇宙は寒いよ…寂しいよ…ち、地球だ!見えてきたお!」
(`・ω・´)「カプセル、投下!受け取って…」
(´・ω・)「ふうっ…終わったお…疲れたなぁ…ああ、地球がどんどん離れていくお…綺麗だなあ…」
(´・ω;)「地球か、なにもかも懐かしいぉ、これで本当のお別れだぉ
石入ってたかなあ…無かったら、みんなゴメンだぉ…」
肝心のアニメの内容ですが、ロケットに女性型ロボット?が恋をするというお話でした。機能美の極地であるロケットと、機能よりは『心理的効果』を重視してデザインされた女性ロボットとの対比が面白いところです。ロボットは自分には機能美が無いと悩んでいましたが、『心理的効果』も立派な機能であり、何にでも意味はあるとロケットは語りました。
人が生まれてきた意味について考えるように、魂が宿ったモノも、自分が作られた意味について考えるのでしょう。ロケットに生き様をみて、トリンシアも答えの糸口を見つけたようです。
「あなたとの出会いは、私と、私が関わったすべてのものに影響を与えていくでしょう。それが、私とあなたの子供です」とトリンシアは言いました。『情報遺伝子ミーム』の考え方が入ってますかね。
生物は自分の遺伝子を後世に残すために生きている、という考え方があります。では、子供を作らなければ生きている価値は無いのでしょうか。そうではなく、生きていることにより発信する情報も、遺伝子のように世の中、および後世に影響を与えるはずであり、それが生きている意味になるはずです。ロケットとの出会いによる情報遺伝子を、自分たちの『子供』だとトリンシアは表現したのでしょう。
僕もロケット好きなんですけど、原作者、あるいはアニメ製作者のロケットへの愛情が感じられて、いい短編だと思いました。トリンシアも可愛いかったしね。
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この記事へのコメント
こんにちは。
初めてレスさせてもらいます。
今回のまかでみは原作にアニメのオリジナルを足した話なんですよ。
短編集で一番感動した話で正直、ここまで良い出来になるとは思っていませんでした。
モノがヒトに望まれて存在すること。
それは人間が当たり前すぎて忘れてしまっている気持ちなんでしょうね。
ファルチェやトリンシアの物語を初め、まかでみシリーズのお話はそんな気持ちを思い出させてくれる素敵な物語りなんです。私にとっては生きてる意味や存在していることの価値を教えてくれた大切なお話でした。
面白いのにあまり人気が無いようなので、がっかりしていたのですがアニメで評価してくれる人が居てくれてホントに嬉しいです。
駄文失礼しました。
初めてレスさせてもらいます。
今回のまかでみは原作にアニメのオリジナルを足した話なんですよ。
短編集で一番感動した話で正直、ここまで良い出来になるとは思っていませんでした。
モノがヒトに望まれて存在すること。
それは人間が当たり前すぎて忘れてしまっている気持ちなんでしょうね。
ファルチェやトリンシアの物語を初め、まかでみシリーズのお話はそんな気持ちを思い出させてくれる素敵な物語りなんです。私にとっては生きてる意味や存在していることの価値を教えてくれた大切なお話でした。
面白いのにあまり人気が無いようなので、がっかりしていたのですがアニメで評価してくれる人が居てくれてホントに嬉しいです。
駄文失礼しました。
2008/11/25(火) 21:14 | URL | 鯖の味噌煮ハンバーグ #-[ 編集]
原作にある話なのですね。ファルチェの回も好きですよ。今回の日記の話など、『モノの気持ち』にこだわっているのがこの作品のカラーなのでしょうね。いい話だと思います。
この世界は神様とか悪魔とか天使とかたくさんいるようで、東洋的な『八百万の神』に近いのかなと思ったりします。
このアニメ、見てる人少なそうですよね。感想ブログも極端に少ないし。良い回と悪い回のムラが大きいのが敗因だと思えます。もったいないです。
この世界は神様とか悪魔とか天使とかたくさんいるようで、東洋的な『八百万の神』に近いのかなと思ったりします。
このアニメ、見てる人少なそうですよね。感想ブログも極端に少ないし。良い回と悪い回のムラが大きいのが敗因だと思えます。もったいないです。
>良い回と悪い回のムラが大きいのが敗因だと思えます。もったいないです。
原作だともっと締める所はちゃんと〆てくれるんですよ。
榮太郎やタナロットにも、ちゃんとシリアスなキャラ立てがあったり、幼少期の拓人の家庭環境とか、鈴穂の失語症のトラウマや二重人格のことetcetc…
アニメだと大衆受けしやすい様にイロイロ省かれちゃうんですよ。
まかでみを初め、ナイトウィザードやとある魔術の禁書目録など原作がコメディ調でシリアスな展開をする作品ほどその傾向が強いのが残念ですね。
原作だともっと締める所はちゃんと〆てくれるんですよ。
榮太郎やタナロットにも、ちゃんとシリアスなキャラ立てがあったり、幼少期の拓人の家庭環境とか、鈴穂の失語症のトラウマや二重人格のことetcetc…
アニメだと大衆受けしやすい様にイロイロ省かれちゃうんですよ。
まかでみを初め、ナイトウィザードやとある魔術の禁書目録など原作がコメディ調でシリアスな展開をする作品ほどその傾向が強いのが残念ですね。
2008/11/25(火) 23:22 | URL | 鯖の味噌煮ハンバーグ #-[ 編集]
鯖の味噌煮ハンバーグさんコメントありがとうございます!
なるほど、原作にあるシリアス風味や背景説明を削って、アニメ映えしそうな派手なところだけ持ってきているのですね。
そういうやりかたもあるでしょうけれど、原作未読の私としては、多くの回は内容のないドタバタにしか見えず、もっとやりようがあったのではと思えます。
ともあれ、良い回もあるので、今後も諦めずに見ようと思います。
なるほど、原作にあるシリアス風味や背景説明を削って、アニメ映えしそうな派手なところだけ持ってきているのですね。
そういうやりかたもあるでしょうけれど、原作未読の私としては、多くの回は内容のないドタバタにしか見えず、もっとやりようがあったのではと思えます。
ともあれ、良い回もあるので、今後も諦めずに見ようと思います。
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2008/11/24(月) | ウサウサ日記
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2008/11/26(水) | ??petit
まかでみ・WAっしょい! 第8話「なんかメイドに幽霊にメカなんですけど。」
いい話だったけど、あまりに突然だったので前半パートはピ...
2008/11/29(土) | こう観やがってます