学園コメディ回かと思ったら、あちこちでストーリーが進んでいて盛り沢山でした。 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第12話 「ラブ アタック!」 のレビューです。
あまりにいろいろあったので、出来事を整理してみました。
- 『黒の騎士団』と中華連邦が通商条約を締結。
- ブリタニアが中華連邦に戦線布告。シュナイゼルは戦闘ではなく外交手段で中華連邦を弱体化させる計画。
- ブリタニアの王女、カリーンが登場。好戦的な気質。年が近いナナリーのことを良く思っていない?
- アーニャは手持ちの少年の写真がルルーシュではないかと思っているが、確信は無い。(ルルーシュは否定)
- ナイト・オブ・ワンは隻眼の渋い男。クラウゼヴィッツの言葉(戦争は外交の一手段)を引用するあたり、単なる戦士ではなく戦略家らしい。
- コーネリアはギアスの秘密を追っている。目的は、ギアスを白日のものに晒して、ユフィの汚名をすすぐこと。
- ロイドは鹵獲した紅蓮を調査していて、なにか見つけたらしい。
- 囚われのカレンのところにナナリーが訪問。
- ロロのギアスはかなりの多人数(全校生徒?)に同時にかけることができる。ただし疲れるようだ。
- バトレーは皇帝の命令で「世界を滅ぼす犯罪」ことを行うことになり、彼はそれを行いたくないと思っている。なので現れたコーネリアに助けを求めた。
- ジェレミアの能力は『ギアスキャンセラー』
中華連邦のクーデターは、どうやら決着がついたようですね。通商条約のセレモニーに、天子ちゃんと星刻が出席していましたし。
アーニャは、ナイトメアまで持ち出して、ルルーシュの帽子を奪うつもりだったんですかね? 写真のことは否定されたけれど、まだルルーシュのことが気になっているのでしょう。 どちらかのブログに、「アーニャは自分の記憶が書き変えられていることを疑っていて、彼女が『記録マニア』なのはその対抗手段ではないか」という仮説があり、なるほど思いました。
カレンとナナリーがからむのは予想外でした。このまま釈放とか? でも紅蓮には何か秘密があるようだし、予断を許さないところです。
バトレーたちの一件も気になります。皇帝は何をさせようとしたのでしょうか。世界を滅ぼすとは?
V.V.はジェレミアとともにエリア11にやってきたわけですが、彼自らゼロおよびC.C.ををあぶり出す作戦を行うのでしょうか。C.C.が何かのカギなのでしょうね。ルルーシュとては、探していたV.V.が手元に来てくれたわけなので、むしろラッキーかもしれませんが。
ギアスキャンセラーは、ルルーシュにとって厄介です。ギアスでスパイや工作員を作るのはルルーシュの常套手段ですが、それがやりにくくなるわけで。さらに、ジェレミアにギアス全般が効かないとすると、彼を排除するのはなかなか大変で、それが当面の課題になるのでしょう。
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今回は新キャラが続々と登場しましたね。ギネヴィアとカリーヌは何かやらかしてくれそうで楽しみです。ビスマルクは名前に負けないイカすオヤジキャラですね。マクロスFのオズマを彷彿とさせてくれます。彼がナイツオブザラウンドにいる限り、スザクはナイトオブワンにはなれそうにないですね。ナイトオブワンは好きな領地を貰えるということでしたが、ビスマルクはどこを治めているんでしょうね?(鉄血宰相なだけにプロイセンとか?)
カレンはナナリーと面会したことで裏切りルートから脱出できるかもしれませんね。ナナリーはカレンに「ゼロの正体はお兄様ですか?」と聞くのでしょうか?こちらの展開も気になりますね。
ジェレミアのギアスキャンセラーは厄介ですが、これを利用すれば絶対服従のギアスを以前掛けた相手に、もう一度掛けなおせるのではないでしょうか?あの仮面にギアスキャンセラーの機能がついているのか、ジェレミア自身がギアスキャンセラーを使えるようになったのかはわかりませんが。
しかし、まさか沙世子さんがクノイチ・・・もといメイド忍者だとは思いませんでした。これからメイドガイと死闘を繰り広げるのですね、わかります。さすが篠崎流37代目です。
その中でも私が狂喜したのはやっぱり
ネ・リ・様・復活!
です。
いやー、ようやく再登場ですよ元祖シスコン殿下が。と思いきやギネビアさんもそっちの気がありそうな・・・皇族はこんなのばっかか?あるいは皇族故に、でしょうか。
そしてオレンジ再登場。ちっ、ウニ(ジークフリート)と共に海底に沈んでいればよかったものを。
更にギアスキャンセラーなんて能力まで身に着けて、多分この能力はC.Cの特性(ギアス無効化)を基にしたんでしょうねえ。
ただこの力、ルルや皇帝のように継続して効くギアスには有効でしょうが、ロロやマオのような瞬間的に力を発揮するギアスに対してはどうなんでしょう? ジェレミア自身へのギアス干渉をも防げるかどうかで脅威度が変わって来るんではないかと。
最後に一言。
シャーリー。ナナリーにも言ったけど、以前の二の舞にはならないでくれ。
今後、ルルーシュは皇帝に迫っていくと思われるので、皇帝の側近としてのビスマルクが活躍するようになるのでしょうね。彼とルルーシュとの対決が楽しみです。
カレンとナナリーとのからみは、次回のお楽しみの一つです。かつては生徒会の仲間だったのに、わずかの間に立場が激変した2人が、どんな会話をするのでしょうか。
>>ジェレミアのギアスキャンセラーは厄介ですが、これを利用すれば絶対服従のギアスを以前掛けた相手に、もう一度掛けなおせるのではないでしょうか?
それができるとしたら、ルルーシュにとって利用価値がありますよね。スザクにかけなおすこともできるわけだし。その設定は使われそうな気がします。
メイド忍者沙世子さん。メイドガイには敵わない感じですね。あれだけの身体能力があるなら、ナイトメアに乗せてみたい気も。
■アレヴァスさん、コメントありがとうございます!
ブリタニアの血筋に、シスコン因子みたいなのがあるんですかね。ルルーシュもああだし。
ギアスキャンセラーですが、確かにギアスには大きく2タイプありますね。ルルーシュや皇帝のような『相手の精神を書き換えて、その効果が継続する』タイプと、ロロやマオのような『一定範囲内にいる相手に影響を与え、範囲から外れたり制限時間を過ぎると効果が無くなる』タイプ。
ギアスキャンセラーが、前者に効果があることは確認されています。後者にも効くとしたら、『範囲内でギアスを発動されても、その場でキャンセルする』ように働くのでしょうか。
シャーリーは、真っ先に「ルルーシュは父の仇」ということを思い出したみたいですが、彼女がルルーシュを信じきれるか、あるいは騙されていると疑うようになるかが問題です。
いよいよコーネリアが出てきましたが、彼女はギアスや嚮団のことを誰に聞いたのでしょうか。
自分がギアスをかけられたことも覚えていないはずですし、ギアスのことが分かっても嚮団のことまでは知りようがないですし。
皇帝はギアスのことを隠したがっているようだし、皇帝が隠しているならスザクも喋らないでしょう。V.V.あたりなら面白半分に喋りそうな気もしますが。
いまいちまだV.V.のキャラクターが分からないんですよね。
コーネリアがどうやって嚮団に迫ったのかは、たしかに謎です。協力者がいるのでしょうか。V.V.が、ってのは可能性としてはあるのでしょうね。
C.C.だったりすると、さらに面白いですけど。