前回でマレクは脳死状態になったけれど、アマンダとヘルマンはまだ諦めていないらしい。デモニアックの生命力なら生き返るはず、という望みに賭けているのでしょうか。BLASSREITER ブラスレイター 第10話 「陰謀の中で」 のレビューです。
マレクがあれで退場だとしたら、ずいぶんあっけないと思っていたのですが、そういうわけではなかったのですね。アマンダたちは独自行動を起こし、これをきっかけにXATの暗部に切り込んでいくという展開なのでしょう。早々に捕まっちゃったけど。
パラディン、かっこいいなー。2輪のAFV(装甲車両)というのはユニークですね。 いわゆる装甲車というのはキャタピラ式が主流でしたが、キャタピラでしか走れない不整地での作戦はあまりない上に、速度が遅くてメンテも大変ということで、最近は車輪式(装輪装甲車)が見直されているようです。自衛隊の装甲車も、60式、73式はキャタピラでしたが、93式は車輪になりました。
また、自衛隊で開発中だという、対テロ・ゲリラ戦用の『機動戦闘車』も車輪式です。 ということは、それをさらに推し進めると、一人乗りの2輪の車両でもいいじゃん、ということになったりして・・・
バビロンとか黙示録とか、聖書にちなんだ言葉が出てきました。バビロンは、そもそもは神の手下として周辺の国々に裁きを与えていたのだけれど、それに驕って神を崇めなくなったために、神に滅ぼされてしまうのですよね。バビロンとは何を象徴しているのでしょうか。人間社会全般? あるいはXATなどデモニアックを造った連中?
デモニアックは本来は兵器であり、XATの上層部はそれに関わっているのでは、とアルが語っていました。ベタな展開で、そんなところかなと思いますが、もうひとひねりあるような気もします。ベアトリスと”ザーギン様”が鍵になるのでしょう。
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