「では君は、たった今から探偵だ」 二十面相の娘 第7話 「明智登場」 のレビューです。
探偵に憧れたことは、誰でも一度はあるのではないでしょうか。シャーロク・ホームズや明智小五郎の活躍を読んで、「大きくなったら名探偵になりたい」と思うけれど、現実の探偵は浮気調査などがもっぱらであることを知ってガッカリする、という。
このアニメの明智小五郎は、子供のころに憧れたままのカッコいい探偵でした。落ち着いた物腰や、ケレン味のあるしゃべり方など、二十面相とよく似ていますね。チコが明智に心を開いたのは、そのことを感じ取ったからでしょう。
『アナスタシアのルビー』は、二十面相が「自分は生きている」とチコに伝えるためのメッセージなのでしょうか。いかにも二十面相らしいですね。だとしても、チコを迎えに来るつもりは無いようで、それは何か理由があるのでしょうか。「自分のことを探し出してみろ」という挑戦なのでしょうか。
冒頭のチコのどんよりした目と、ラストで明智に「競争しよう」と言われて「ハイ」と答える時の輝く瞳との対比が印象的でした。
明智は、チコのことをどう思っているのでしょうね。二十面相がそばに置いていた少女ということで、なにか特別なものがあるに違いない、という読みはあったでしょう。実際に話をして、やはりチコが只者ではないことを見抜き、ライバルとして認定したというところでしょうか。 まぁ、利用しようとも考えていると思いますが。
学園のシーンも良かったなぁ。同年代の女の子の中に入ると大人びて見えますね。チコはたしか13歳なので、まだ中学生のはずですが。このまま学生を続けながら二十面相の探索をやるのでしょうか。
さらに新キャラ登場。あのロボットは、かなりのオーバーテクノロジーの産物に見えましたが・・・ やや不安に思いつつも次回を待ちます。
EDの大人びた女性はメイドさんだったんですね。トゲトゲしたクラスメイトも仲良くなりそうですね。 最後のロボはちょっとありえないとは思いましたが。デザインとか色々含めて・・・。
話は変わりますが、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズは小学校のときに読んでたのですが、やはり明智よりも同世代の小林少年に共感を覚えてた気がします。もう色々うろ覚えになってるんですが。ふみことかいう名前の助手もいたような・・・?
なんだかよくわからないレスになってすいません。
ロボどうなんでしょうね…スチームパンクっぽい雰囲気に持っていくのでしょうか。
少年探偵団シリーズの内容は、じつはほとんど覚えていないのですよね。二十面相がしょっちゅうマンホールに隠れていたな、というくらいで。
周囲の人に聞いても、だれもストーリーは覚えていないのですが、怪人二十面相や明智小五郎を知らない人はいないようです。ネーミングのインパクトが強いからでしょうか。