これによって、SAO/ALOは単なるゲームではない、本当の仮想世界になったのでしょう。 ソードアート・オンライン 25話(最終回) 『世界の種子』 のレビューです。
『世界の種子』はSAOのサーバープログラムなのだろうとは思っていましたが、それを広くばら撒くとは、なるほど考えましたね。 バーチャルMMOを存続させるには、その手しかないでしょう。 なにしろバーチャルMMOは、SAO、ALOと続けて大問題を起こしたので、もう大手企業は関わることができません。 スタートアップ(ベンチャー)企業ならばやりたがるかもしれませんが、大規模なサーバーが必要なバーチャルMMOの運営は難しいと思えます。
でもキリトたちが『世界の種子』を公開したことで、世界中に草の根のサーバーが立ちました。 であれば、その全体をまとめるセンターサーバー(アカウント管理などを行う)さえ維持すればよいので、スタートアップ企業でも運営に名乗りを上げることができるでしょう。 そうやって、ALOは復活したと考えられます。
『セカンドライフ』のやり方に近いですね。 大規模な仮想空間である『セカンドライフ』は、最盛期には2万台のサーバーがあったそうですが、運営会社がそれに耐えられなくなったので、サーバーソフトをオープンソース化しました。 これにより、誰もサーバーを立てて、世界を広げることができるようになりました。 Webが多くのサイトの集合体であるように、多くの人が作った世界がネット上でリンクできるわけです。
つまりSAOは、単なるゲームではない、インターネット上の仮想世界になったとも言えます。 壮大な構想で、茅場は最初から、ここまで考えていたということなのでしょう。
でも、サーバーを誰でも立てられるということは、サーバー管理者に悪意があれば、悪いことができそうです。 キリトたちは新生ALOに集まって、これから攻略をやり直すようですが、新たな問題に直面することになるのでしょう。
前回も書いたのですが、フェアリィダンス編のヒロインはやはり直葉(リーファ)でしたね。 ムキになって上昇してシステムに拒否されたり、キリトとダンスを踊って涙を流したりという様子に、彼女の辛い思いが現れていました。 お兄ちゃんはこんなに傍にいるのに、自分には手が届かないと。 オフ会に出てSAOプレイヤーの結束を目の当たりにしたことで、ますますその思いを強くしたようです。
でもキリトは、そんなことは無いとリーファの手を引き、新しい冒険に誘いました。 「手伝ってくれよな」と。 キリトはリーファに告白されて、「考えさせてくれ」と保留していたので、これはその返事とも取れるわけですが、どうなんでしょうね? 少なくとも、まだリーファの恋は終わっていないようです。
クラインやシリカなど、アインクラッド編のキャラが再登場しましたが、ちらっと出ただけでした。 ここからが本番って感じがしますよね。 アインクラッド城の攻略が尻すぼみで終わったのは、僕も心残りだったし。 2期の告知はありませんでしたが、きっとあるでしょうから楽しみに待ちたいと思います。 この作品は多いに楽しんだので、このブログの「お勧めアニメ」に殿堂入り?させるつもりです。
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ALOはレクトから新運営会社(プレイヤーの中にいた中小企業家達の共同出資会社)への移行なんですよね。
元々アーガスのサーバー&技術を引き継いたレクトからただ同然の値段で買い取りました。
>サーバー管理者に悪意があれば、悪いことができそうです。
今回 須郷が洗脳研究やりましたけど結局現行のアミュスフィアでは不可能なのが判明してて原型である国により禁止&回収破棄されたナーヴギアじゃないと出力不足で出来ないみたいです。
規制法案が出そうになりましたがとある事情によりうやむやにされててSAO&ALO事件は精神異常者の所為って事で終わらせられてます。