かなり面白そうなゲームですよね。 SAOは勘弁だと思ったけれど、ALOはぜひやりたいなぁ。 ソードアート・オンライン 17話 『囚われの女王』 のレビューです。
今回はほとんど全編、舞台である『アルヴヘイム・オンライン(ALO)』の説明でした。 随意飛行の説明は特に面白かったですよ。 ナーブギアは、脳で考えることによってアバターを動かす仕組みですが、ちゃんと動きをイメージできれば、生身の自分にはついていない器官も操れるわけですね。
『機動戦士ガンダム 戦場の絆』 というゲームがあり、これを始めてプレイしたときに感動したのを思い出しました。 写真のようなカプセル型の筐体で、中に入ると、ドーム状のスクリーンが視界を覆っています。 足元までスクリーンがあるので、ジャンプすると眼下の風景もよく見えて、本当に高くジャンプしているような臨場感があるのでした。 「これで自由に飛び回れたら楽しいだろうなぁ」と思ったものですが、 ALOは、さらにこれの比ではない臨場感があるでしょう。
そういえば、アクセル・ワールドの主人公も、空を飛ぶスキルがありました。 作者は飛ぶことに特に憧れているのかもしれませんね。 自由に空を飛びまわる喜びが、よく表現されていました。
ALOはSAOとは違って、対人戦が重視されているようです。 対人戦が実装されているMMO RPGは多くありますが、たいていは補助的なもので、あくまでメインはNPC(ノンプレイヤーキャラクタ)のモンスターなどとの戦闘です。
でも中には、対人戦がメインのゲームがあり、僕が以前に遊んでいた『ファンタジーアースゼロ』がそれでした。 NPCとの戦闘もありますが、そちらがむしろ補助的で、メインは各陣営に分かれたプレイヤーが激突する『戦争』です。 純粋に戦闘を楽しむという点では、やはり対人のほうが面白いですね。 NPC相手だと、ボス以外の戦闘は作業になりがちですが、対人は毎回違うので作業的にはならず、勝てば嬉しいし負ければ悔しいです。
ALOは対人戦が推奨されていて、かつプレイヤースキル重視(レベル差や装備差よりも腕が物を言う)ということで、かなり『ファンタジーアースゼロ』っぽい雰囲気があります。 各陣営は、世界樹攻略を目指して、まずは陣取り合戦をしているのでしょう。 いずれ、大規模戦闘が見られるのでしょうか。
リーファが妹だということは、前回からバレバレでしたが、ってかゲーム中では声は実際と同じに聞こえないんですかね。 てっきりリーファは『キリトくん』が兄だと気づいていると思ったら、気づいてないみたいです。 でも兄と似た雰囲気を感じたから、惹かれているのでしょう。
オーベロンとタイターニアとは、シェークスピアの『真夏の夜の夢』ですね。 オーベロンは『惚れ薬』を使い、タイターニアが最初に見たものに恋をするようにしたのでした。 須郷は、「やろうと思えば、君の記憶を操作することも可能なのさ」と言っていたので、不吉な感じはします。 まぁ『真夏の夜の夢』では、最後には元通りになるのですが。
だいたい設定はわかったので、次回からいよいよ攻略でしょうか。 時間が限られているので、死んでもやり直せるゲームとは言え、デスペナルティを食らっている場合ではないはずです。 SAOの終了時に囚われたままのプレイヤーが、まだ300人もいるそうなので、SAOでのキャラとの再会も楽しみですね。
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>リーファが妹だということは、前回からバレバレでしたが、ってかゲーム中では声は実際と同じに聞こえないんですかね。
設定では、ゲーム内音声と現実の音声は別物です。アスナとキリトでさえ肉声で会話したことはなく、未だお互いに本来の声のトーンも知りません。アニメは表現的な理由からリアルーバーチャル共に同じ声優ですが。
キリトはSAOで数々の激戦を経て莫大な戦闘経験を保有しているため、プレイヤースキルは随一です。VRワールドでは事実上の最古参、しかも生死を賭けた戦いを2年も送っていますからね。同時に長期間仮想空間にいたことで彼自身が高い仮想適性を持っています。
ALOでの反応速度は現実で運動神経の優れた者や、長期間仮想空間で運動訓練をした者(仮想適性の高い者)ほど高いと設定されており、キリトは後者に相当します。反対に直葉は前者ですね。
ALOは格闘ゲーム的な位置づけで、キャラクターの強さを決めるのは最終的にはプレイヤーの技術次第ということです。そのため実はSAOで時代のパラメータ引き継ぎによる恩恵はあまりなく、ALOにおけるキリトの戦闘力の高さとは無関係です。
スキル引き継ぎは『ゲーム内で出来ることが増える』だけ。例えば《体術》スキル引き継ぎであれば格闘攻撃にダメージ判定が入るようになる。《武器防御》スキルであれば武器による防御判定が有効になるということですね。
現実と仮想との違いが安全が保証されているか、という部分であるなら、SAOプレイヤーが潜り抜けてきたのは紛れもない現実の戦いですから。
声に関しては、小説と違って文字で説明できない以上、同じ声にしておくべきでしょう。
視聴者が混乱する可能性もありますし、経費の問題もありますし。
なるほど、本来の設定では声は別なのですね。でのアニメで同じなのは仕方ないところだと理解できます。
仮想適正というのがあるわけですね。コントローラの扱いがうまい(16連射とか)みたいなものでしょうか。ありそうではあります。
プレイヤースキル重視で、モンハンのようなアクションゲームに近いものなのだろうと理解しています。
■GGGさんコメントありがとうございます!
そうですね。ALOでSAO経験者は少ないでしょうし、キリトはSAOのトッププレイヤーですから、ALOでの出遅れくらいは簡単に取り戻せるのでしょう。キリトが強い理由は納得できます。
SAO,ゲームでやるならALOの方が~との事ですが、SAOの方はRPGとして来年に実際にゲーム化されて発売されるそうですねー。
確かにALOの方が体感的なゲームとしては飛べるって意味でも魔法使えるって意味でも楽しそうではありますがw
戦場の絆は確かにある意味これの前段階に近いゲームなのかも知れませんねー。
戦場の絆のような、体感ゲームの究極のものでしょうね。ゲーマーとして夢ではありますが、脳をハックされる可能性があるのはイヤなので、現実にはいろいろ難しいかもしれません。