このところの展開がピンと来なかったのですが、ちょっと勘違いしていたかもしれません。 LUPIN the Third ~峰不二子という女~ 第12話 『峰不二子という女(前篇)』 のレビューです。
僕はこの作品は、「ミステリアスな美女」の代名的存在である峰不二子をヒロインに据えて、その華麗な活躍が描かれるのだと思っていました。 最初の頃はそうで、とても良かったのですが、このところは不二子のベタなトラウマ話が中心になっていて、期待とは違っていたなと残念に思っていました。 不二子の悲惨な過去や弱みは、あんまり見たくなかったなと。
でも今回の展開は、多少興味深かったですね。 ルパンや次元、五右衛門たちは、不二子の記憶を取り戻すためのカギとなるよう仕組まれていたそうです。 それによって、消されていた「峰不二子という物語」を復活させるのが、アルメイダ伯爵の狙いでした。
でも、ルパンたちがどのようにカギだったのかは、まだ説明されていません。 また、堂々と敵の本拠地に乗り込んできた、ルパンの勝算も不明なままです。 全ての伏線が繋がるのは、最終回になるのでしょう。
僕はこの作品を、勘違いしていたかもしれません。 峰不二子が主役だと思っていたのですが、やはりこれは『ルパン3世』であって、ルパンが主人公なのかなと。 あらゆるお宝を盗んできたルパンが、峰不二子という、究極のお宝を盗む物語です。 「峰不二子という物語」の争奪戦ですね。 そう考えると、ルパンがカッコよければいいのかもしれません。 今回もカッコいいルパンは堪能できました。
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