メルクマール

もうちょっとすれ違いを引っ張るかと思ったのですが、展開速いです。　緒川が響に見舞いに行かせたのは、翼のだらしなさを見せて、親しみを持たせることも計算していたのでしょう。　実際、翼を畏れる気持ちが和らいだようだし、翼のほうも、弱みを見せたことで少し打ち解けていました。

翼は、響を戦士として認める気持ちになったようですが、このままうまくいくのですかね？　まぁ、この作品の見せ場は二人がデュエットで戦うことでしょうから、あんまり対立を引き伸ばしても仕方ないのかもしれません。　でも某魔法少女物のように、最終回で本領発揮というのも面白いかもしれません。

未来が、響と翼の2ショットを目撃したことで、泥沼来たかと思いましたが、戦う響を見たことで、単なる嫉妬にはならないですよね。　ここのすれ違いは、どちらに転がるでしょうか。

歌いながら戦うことがウリでありながら、今のところ歌はあんまり関係ありません。　響は歌の特訓をするのかと思ったら、空手の特訓ですしね。　シンフォギアとしての能力と、歌のスキルは関係ないようです。

では何が必要かと言えば、精神力とか生命力とか、そういうものなのでしょうね。　「歌うことは生きること」という言葉がありますが、『絶唱』は、歌うことで死ぬのです。　シンフォギアは生命力を歌の力に変換するのでしょう。

『絶唱』という自爆システムを作ったのは了子＝フィーナなので、彼女のたくらみに必要なはずで、また響も必要としているようです。　響きが絶唱を発動したときがクライマックスなのでしょう。

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