メルクマール

まず、せっかく勝って帰ってきたのに、スタッフも司令官も褒め称えもせず、ねぎらいの言葉もありません。　地球を救ったはずなんですがね。　彼らとしては、宇宙人が勝手に女の子を載せたというのはあるのかもしれませんが、そんな事情はまどかには関係無いわけで。　シンフォギアみたいにパーティーしろとは言いませんが、あの扱いはあんまりだと思いました。

1話はテンポが良かったのですが、2話は悩んでいるシーンが多くありました。　まどかが悩んでいるし、ランも何やら悩んでいるし、司令官も悩んでいるし、敵も何やら悩んでいるらしい。　悩みまくりですが、悩んで立ち止まるのは、2話はちょっと早いように思います。

ロボットの名前は、『ウォクス・アウラ』と呼ぶらしい。　伝説の兵器で、特定のパイロットを選ぶようです。　まどかは10年前から選ばれていたのですね。　従妹のようこが海洋考古学者として、それを研究しているのは偶然ではなく、まどかとの関わりを知っていたから、それを調べるために研究者になったのかもしれません。

「色が変わった」と言ってましたが、1話を見返すと確かに、最初の時点では色は白とグレー（シルバー？）でした。　覚醒してロボに変形したときに、緑色に変化したようです。　パイロットの色に染まるロボットというのは、面白いですね。

『ウォクス・アウラ』は謎のオーパーツとして研究されていたが、海洋考古学研究所では「何も見つけられなかった」ようです。　それが、この謎の軍事組織に引き取られたことで、兵器として運用できるまでになりました。　その陰にはもちろん、ランたち宇宙人の存在があるのでしょう。

あの組織の軍服の記章は、日産のブランドの一つであるインフィニティのマークでしたね。　小ネタですが。

ロボットに変形する前の飛行形態を「ピアサー形態」と言っていました、「突き刺す」という意味ですけれど、高速船の船型である『ウエーブピアサー』を意識していると思えます。　「波浪貫通型」とも言われ、写真のような尖った形状の船首が特徴です。

プレッシャーで動けなくなってしまったまどかでしたが、ようこの「ジャージ部なんかやめちまえ」という叱咤のおかげで、ジャージ部のスピリットを思い出したようです。　まどかのジャージ部へのこだわりが、まだあんまり伝わってきていないのが残念ですが、ともかくまどかは褒められて伸びるというよりは、叱咤されて発奮するタイプなのでしょう。　次回はスッキリした活躍が見られることを期待しています。

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