見ていて心臓が痛くなるほどの、バトルの緊張感が凄い。 Fate/Zero 第7話 『魔境の森』 のレビューです。
もうドキドキして、見るのが辛いような、でも目が離せない感覚は久しぶりです。 この緊張感は、どこから来るのでしょうか。 一つは、敵の圧倒的な強さですね。 こんなデタラメな奴らに勝てっこない、という。 ケイネスの強さは生身の人間のくせに反則だし、キャスターの何をするかわからない不気味さにも圧迫感があります。
でもやはり、この緊張感の源泉は、切嗣の『人間臭さ』にあるでしょう。 彼は名誉などに興味はなく、卑怯と言われようとも勝つ確率を最大にするという、機械のような冷徹さを見せますが、あれは彼の仮面にすぎなくて、その下にある心は脆くて、誰よりも臆病です。 例えばウェイバーは若いので怖いもの知らずだし、ケイネスや遠坂時臣は、自分は選ばれた存在なのだから負けるはずがない、という自信に溢れています。
でも、切嗣はそうではない。 彼はこれまで何度も修羅場をくぐって、戦いの本当の恐ろしさを知っているのでしょう。 そして今や彼には、アイリスとイリヤという、失いたくない存在もあります。 怖くて怖くて仕方が無いので、手段など選んでいられず、魔術師たちやセイバーに軽蔑されようとも、最も確率の高い手段を取っているのでした。 そんな彼の人間臭さを知ってしまったから、彼の恐怖がダイレクトに伝わってきて、怖くてたまらないのです。
体内時間を変えるという切嗣の技は いわゆる『加速装置』に近いですね。 SFでの加速装置は、神経の伝達速度を速めることで、主観時間を引き延ばしたり、超反応を可能にする技術です。 『シンギュラリティ・スカイ』というSFでは、強化されるのは神経系と一部の筋肉だけで、心肺機能は常人並みという設定でした。 加速中は、心臓も速く動かす必要があるので疲れるし、肺は物理的にそれほど速くは動けないので、息が切れてしまい、確かに加速して動けるが、死にそうな苦しみの中で短時間しか使えないというものでした。
切嗣の『体内時間制御』も、それに近いようです。 まどマギのほむらの場合は、自分自身の時間の流れが変わる、タイムスリップに近いものでしたが、そうではなく「体内時間の制御」ということは、ほぼ「知覚時間の制御」であり、つまり神経系の制御ということでしょう。 速くするだけでなく、遅くすることもできるのがユニークですが、この場合でも、心肺を制御して遅くすると、全身は普通にエネルギー(基礎代謝)を要求するため、これまた体に負荷がかかりまくるでしょう。 危険な技ですが、そうまでして勝算はあるのでしょうか。
今のところ、切嗣とセイバーはあまり分かりあえていないようで、あの二人の関係がどう変わっていくのかも興味深いですね。 でもまずは、この戦闘を切り抜けることが先決です。
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その切嗣さんの能力ですが、見ている時は自己暗示で内臓の働きまで変えるというバイオフィードバックを思い出しました。SFは特に遠未来ものでファンタジー色が強くなり、ファンタジーは昨今SF色が強いものが目立つように感じられ、おもしろいと思いながら見ております
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切嗣さんは、聖杯戦争は降りたいけれど、でも彼なりの目的もあって降りられないという状況のようですね。その目的をセイバーと共有できたときが、本当に彼らがコンビになれるときなのでしょう。
魔法を科学的に解釈するのは、最近のアニメでは流行っている気がして、まどマギもそうですね。同じ作者ですが。