義体たちよりも、ピノッキオを中心に描かれています。「戦う人形」というサブタイトルは、むしろピノッキオのことを意味しているのでしょうか。 GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- 第12話のレビューです。
ただ、ピノッキオのエピソードには、あまり心が動かないんですよね。ここまで延々とと引っ張られて、だいたい底が分かってしまった気がして。彼がどういう最期を遂げるかには、興味がありますが。
フランコ・フランカの出番は、これで終わりでしょうか。周到に準備したわりには、しょぼい結果になってしまいましたが。 何のために彼女らはテロに走ったか、それには意味があったのか、答えが出るような結末を期待しています。
クリスティアーノの館を攻略するために、作戦を立てたり、見張り所を襲撃したりするシーンは良かった。キビキビした、やることを心得たプロフェッショナルの動き、という感じが良いですね。
ただ、館に突入してからは頂けない。敵のアジトを一人でウロウロするなんて、CQB(近接戦闘)の戦術を完全に無視しています。3~4人組で援護し合い、部屋に突入するときにはまず閃光手榴弾を投げ込んで、といった手順を踏まないと、命がいくつあっても足りません。義体だから無茶してもオーケーなのかもしれませんが… ちなみに、フルメタふもっふの量産型ボン太君のエピソードが、CQBのお手本的な動きです。
ピノッキオとトリエラの対決がクライマックスなのだろうと思っていましたが、意外と早く来ましたね。1回では決着がつかないのかもしれませんが。 ここまで雰囲気は悪くないと思うので、どうまとめてくれるのか楽しみにしています。
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