メルクマール

タイター（鈴羽）によって、岡部たちの未来が語られました。　クリスはSERNに協力してタイムマシンの母と呼ばれ、一方で岡部はSERN支配に対抗するレジスタンスの創始者になっているらしい。

二人はその未来を信じられないようですが、現状のダイバージェンスメーターの値は1%より小さいので、この世界線では、その未来が現実になるのでしょう。　おそらくクリスはSERNに連行されて、タイムマシンの完成に協力することになり、岡部はなんとかSERNから逃れて、レジスタンスを設立することになるってことなのでしょうね。

岡部はレジスタンスの設立について、「下らない、そんな中二病みたいなこと」と言いますが、岡部が中二病と言う面白さは置いておくとして、おそらく彼はまゆりのために、レジスタンスを作ったのでしょう。　SERNに対抗して歴史を変えるのは、第一にまゆりのためのはず。　今回も、鈴羽は「未来のために」岡部に期待していますが、岡部はあくまでまゆりのために行動していました。

ダルはどうなるのでしょうね。　ダルは、鈴羽の父が作ったといういタイムマシンの構造が分かるようで、未来技術にもかかわらず修理してしまいます。　電話レンジに似ているそうですが…。

鈴羽の父の持ち物というバッチは、機械式のアナログ時計を図案にしているように見えます。　アナログが好きなんですかね。　ところでダルは、今時珍しいアナログ式のテスターを使っていました。　電話レンジのデザインもアナログっぽさがあり、彼の趣味を現わしていたりするのでしょう。

鈴羽のタイムマシンは、記憶だけ過去に飛ばす『タイムリープ』ではなく、体とタイムマシンごと過去に移動できるようですね。　ゲル人間化を避ける技術が発見されたということでしょうか。　ってか鈴羽はゲル人間にならずに済むのでしょうか。　

そもそも、鈴羽の行っていることは100％信用できるのかな？　研究機関であるSERNが人類を支配する未来というのは、クリスも言っているように信じがたいものがあります。　この作品はミステリーのはずなので、一通り疑ってかかる必要はあるのでしょう。

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