QLOOKアクセス解析

メルクマール

ここは「へうげもの 第12話 『ホワイトキャッスルブルース』 感想」 の個別エントリーです。
記事が面白いと思われたら、アニメブログアイコンをポチっとして頂けると励みになります。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

一般的な歴史観のことごとく逆を行きますが、それに説得力があるのが凄いところです。 へうげもの 第12話 『ホワイトキャッスルブルース』 のレビュー。

一般的には、明智光秀は私利私欲に駆られて主君殺しをした男で、秀吉は主君の仇を討った忠義の人ということになっています。 でも、この作品の解釈は逆なのですよね。 明智光秀は、家臣や臣民、そして日本全体のことを考えて、義のために行動を起こしたのです。 彼自身には私欲は無く、自分がやるしかないからやったにすぎない。 一方で、秀吉は人々の欲望を操り、「自分に味方をすれば特をする」と思わせることで、勢力を広げています。

光秀は、清和源氏の流れを汲む良家の出身なので、ある意味戦国大名らしく無いのでしょう。 乱世にあっても、侍や主君としての義を第一に行動している。 一方で、戦国大名というのは、乱世にうまく立ち回って、のし上がった人が多いわけで、そういう人々にとっては、「自分にとって利益があるから戦う」という欲望ベースのほうが分かりやすいのでしょう。 

秀吉は、「大大名にしてやる」というエサで佐介を抱き込み、その力で中川を味方に付けます。 また、池田氏や高山氏にも、キリスト教の許可など見返りを約束します。 荒木が秀吉の下に来たのも、秀吉となら取引できると思ったからです。 中川に人質を出させて、それを撤回したのは、覚悟を示させることで、「欲望で結束した我々は、もう後戻りできない」と再確認させるためでしょう。 

そんな分かりやすい秀吉に対して、光秀の大義は高尚すぎて理解されず、なにか裏があるのではと勘ぐられています。 気の毒な話ですが、彼の理想が独りよがりなのも事実ではあります。

光秀は安土城を白く塗り替えて、千宋易にショックを与えました。 「自分の美はこれだ!」という、確固たるものがあって、それは宋易の美とは対立している。 一方で、秀吉は自分にセンスが無いことはわかっていて、それを隠そうとせず、千宋易に素直に教えを乞うています。 佐介にも、自分の不安な心情を晒していました。 弱みをさらけ出し、人に頼ることで、むしろ周囲から盛り立ててもらえるという人物なのですね。 なるほど、光秀とはひたすら対称的です。 

そんな対称的な二人の、直接対決がいよいよあるのでしょうか。 もちろん結果はわかっているので、光秀の散り様と、そのときに秀吉や佐介が何を思うのか、に注目しています。

ポチッとして頂けると励みになります!↓

にほんブログ村 アニメブログへ
コメント
この記事へのコメント
コメントありがとうございます! コメント大歓迎ですが、このブログは原作ネタバレ無しの方針で運営していますので、ご協力をお願いします。
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://merkmals.blog31.fc2.com/tb.php/1736-b3b271e6
この記事へのトラックバック
信長を討って安土城に入った光秀。その光秀と結託しているように思わせておいて踏み台にするつもりの秀吉。両者の味方集めが静かに進行中です。 光秀に付くか、秀吉に付くか。諸将にとって将来が掛かっている。万が一負けるほうに付けば身の破滅です。真偽も情勢も確かで?...
2011/06/25(土) | こいさんの放送中アニメの感想
第12話 『ホワイトキャッスルブルース』 LOVE信長wwしかし、原作の方が衝撃的だった気がするのは 既に“慣れてしまっている”という事でありましょうか? さておき…中川氏の懐柔が『左介しだい』と読み切っている辺りは 流石の“猿吉”と、舌を巻くより他はありま...
2011/06/26(日) | インチョーのなんとなくブログ風 ~もしくはネットの海で瓶詰地獄~
「へうげもの」の明智光秀や秀吉は、自分の想像に近いです。 秀吉の魅力と狡猾さが、すごく良く描けていると思います。 古田左介の視点で展開する この風変わりな戦国アニメ 毎回彼の奇抜な発想に驚かされ笑わせてもらっています #%D:168%# 自称戦国通の戦国時代?...
2011/06/27(月) | 豪州で趣味的あれこれ
へうげもの #12 ホワイトキャッスルブルース 667 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2011/06/23(木) 23:28:35.65 ID:4Ok5bfaVO ハートマークわらたw 戦国乙女かとw...
2011/06/27(月) | にわか屋
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。