サブタイトルは「裏切りに注意しろ」という意味ですが…。 TIGER & BUNNY 第12話 『Take heed of the snake in the grass. (草の中にいる蛇に用心せよ)』 のレビューです。
誰の裏切りなのでしょうね。 虎鉄がバーナビーを信用していなかったことを言っているのか、あるいは別のことなのか。 意味深です。
虎鉄が信用していなかったことで、バーナビーは一方的に責めていましたが、彼にも非はあります。 彼はこれまで、ウロボロスがらみでは散々暴走していて、いつも虎鉄が止めていました。 「信用してくれ」と言われても、それに足る実績が無いのです。 虎鉄がバーナビーを放っておけなかったのは、バーナビーを守るためでもあったでしょう。
でも、虎鉄は一切言い訳しませんでした。 いつもは非を責められても軽口でかわしているのに、今回はその余裕も無く、彼らしく無い真剣さで謝罪したり。 よほど痛恨だったのでしょう。
虎鉄が、ハンドレッドパワーが切れてボロボロになりながらもジェイクに立ち向かったのは、バーナビーのために、少しでも対抗策の糸口を掴むためで、そしてそれらしきものはありました。 「俺には全て聞こえてんだ」という言葉と、スリップダウンしたときに、たまたま蹴りが入ったことですね。
ジェイクの能力は、どういうものでしょうか。 刑務所の壁に、指からの放電?で絵を描いていたので、なんらかの物理的な能力があるのは間違いありません。 一方で、「俺には全て聞こえてんだ」という言葉や、偶然の蹴りが入ったことは、心を読むような精神的な能力があることを示唆しています。
ネクストが、2つの超能力を持つことはあり得るのでしょうか? 無いとしたら、一つの力をうまく使っていることになります。 ジェイクに電気を操る能力があり、それが非常に精密だとしたら、 ビームを放つ物理攻撃だけでなく、相手の筋肉(神経)も操れるかもしれません。 突っ込んできた相手の筋肉を操って跳ね返せば、バリアーのように見えるでしょう。 青い光は、その能力を放つ時の放電では。 また、相手の筋肉(神経)の動きは電気信号ですから、それを受信することで、相手の動きを読めるかもしれません。
という予想をしてみましたが、スカイハイの攻撃を跳ね返した説明は出来ていないので、イマイチな気もします。 一つだけ確かなのは、ジェイクの能力は、1対1でしか有効ではないことです。 一人の相手に集中する必要があるはずで、1対1での対決を指定したのはそのためでしょう。 だから複数人で対決すれば活路が開けると思えますが、そういう約束違反をヒーローができるかという問題はありますね。
ジェイクは嫌らしいやつだと思っていましたが、クリームとの掛け合いが良くて、憎めなくなってきました。 クリームの声をされている根谷美智子さんのWikipediaによると、藤原啓治さんと長年の友人とあり、そういうことからも息がぴったりなのでしょう。
このところ、ヒーローサイドは我慢の展開ですが、来週は決着が付くのかな? スーパーヒーローの名に恥じない活躍と、ジェイクの負けっぷりに期待しています。
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レーザーのようなのはマイクロ波みたいな感じで、あれは元々通信用だったはずですし
応用次第で相手の思考を読み取るような真似も出来るのかも?
物理学としては無茶でしょうけど、まあ超能力ですしあり得るのかも、と
僕も似たようなことを推測していたのですが… ですね。