なんちゅうサブタイトルだ。 俺たちに翼はない 第6話 『ひいッ! らめえ、声出しゃう~!』 のレビューです。
もちろん、サブタイトルは釣りですね。 鷲介はこのネタのためだけに登場したのかと思ったら、日和子の小説のエピソードを進めました。 なるほど、ラノベ作家としてデビューしたのだけれど、2作目で文芸っぽいものに挑戦して、コケたようです。 これを書かせてもらえたということは、才能は認められているようですが。
ラノベ作家から文芸作家に転身して、成功した方はいます。 冲方丁さん、有川浩さんなど。 古くは氷室冴子さんもそうかな。 でも彼らも、文芸ではあってもエンタテイメントも忘れていません。 日和子の『米寿』はひたすら陰気な小説だそうですが…
鷲介は日和子に何をしてあげるのでしょうか。 彼女が書きたいものにこだわるのか、それとも作家でありたいのか、によって、やりようが違うはずです。 他人の評価を気にするあたり、後者ではと思えますが。
1つの体に3つの人格、と思ってたら、4人目の人格が登場したようです。 確かにOPアニメを見ると、主人公らしいのが4人いるのですよね。 パブリックビュー(渋谷のQフロント風)に、ヒロインと対応する主人公が映るシーンがありますが、 小鳩の後ろには今回登場した伽楼羅が映っています。
ただ、それに続けて、暗い部屋でテレビを見つめる少年が映るのが、気になるところです。 伽楼羅と関係あるのでしょうか。 今回、チャンネルを切り替える演出が何回も入りましたが、あのチャンネルを切り替えている人物が、真の主人公なのかな。 その後ろ姿は小鳩のようにも見えますが、空似かもしれません。
主人公は鳥の名前で統一されていますが、『伽楼羅』なんて鳥はあったっけと調べたら、ガルーダのことですか。 想像上の神鳥ですね。 他の主人公は実在の鳥なので、格が上のようです。
鳳翔とYFBは、”帽子の男”をあえて泳がせて、隼人にけしかけたように見えます。 彼を覚醒させ、伽楼羅を呼び出すのが目的でしょうか。 VIPルームの翔の前にあった、ミシン目入りの紙はLSD(麻薬)と思われ、テレビアニメでやるにはギリギリな表現ですな…
あいかわらず、ストーリーは広がる一方で、収束する気配がありません。 気になる鷹志のサイドは放置ですね。 鷹志を見ていると、すべては鷹志の妄想(幻覚)ではと思えるのですが、 隼人や鷲介を見ていると、そうも思えません。 今のところ、2つは別の物語のようです。 まだ何か仕掛けがありそうで、両方の物語が合わさる時、驚かせてくれるのでしょうか。
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OPの鷹志・鷲介・隼人それぞれの名前にも注意してみて!
何のことか分からなかったのですが、改めて見て気付きました。パブリックビューのところに、名前と番号が書いてるのですね。
#3 TakashiHaneda
#4 Shusuke Chitose
#5 Hayato Narita
#2 Karura Itami
は読めました。で、カルラの直後に映される少年にも名前が出ているのですが、ちょうどスタッフクレジットと被っていてよく読めません。わざとでしょう。"#1"は読めて、あと名字は"Haneda"にも見えます。 ファーストネームは読めませんが、4~5文字に見え、最後の文字は"i"のようで、"Takashi"でも"Kobato"でも無いような。
なんにせよ、第5の人物がいるということですね。 番号からして、それが残り4人の本体なのでしょう。 なるほど、多少分かってきた気も。