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メルクマール

ここは「2011年 春アニメの印象と期待度」 の個別エントリーです。
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2011年4月スタートの春アニメが出揃ったので、今のところの期待度と寸評をまとめてみました。ネタバレはなるべく無しで。 

作品としての絶対評価ではなく、僕の好みによる評価です。 また、あくまで”現時点での印象”なので、初期の評価と、今後の評価が大きく変わることはよくあります。

タイトルのリンクをクリックして頂くと、個々の感想記事が読めます。


■Sクラス (名作の予感)

TIGER & BUNNY
 今期のイチオシ。セオリー通りのヒーローものでありながら、キャラ造形やストーリー構成がよく練られていている。面白くて、熱くて、カッコイイ、最高のエンタテイメントになりそう。

へうげもの
 戦国時代に生きた、ユニークな男の密着ドキュメンタリーという趣の作品。 文化芸術の蘊蓄に知的好奇心を刺激されだけでなく、ストーリーも何気にドラマチックで楽しめている。


■Aクラス (良作の雰囲気)

DOG DAYS
 明るいファンタジーで、観ていると楽しい気持ちになる作品。キャラも良い。設定が凝っているので、今後のストーリーにも期待したい。

・日常
 ほとんどは下らないギャグなのだけれど、所々にツボにはいるギャグがあって不意打ちされる。声優さんの声の演技と、ダイナミックに崩す絵の演技とがよくマッチしていて、コメディとして良質。

花咲くいろは
 何より、情感溢れる映像が素晴らしい。お話はストレートだが、ここから面白くなる予感もある。

俺たちに翼はない
 もしかしたら大コケするかもしれないが、野心的な構成に惹きつけられているので。これほど先が読めない作品も珍しい。

STEINS;GATE
 まだキャラ紹介モードなのでなんとも言えないが、SFなので期待したい。タイムマシンが、ドラマにどのような関わるのか興味深い。

[C] CONTROL
 主人公やヒロインの性格が現実的で、設定や映像が非現実的なギャップが面白い。スタイリッシュな映像と、考えされられるテーマと、ワクワクするエンターテイメントを高度にバランスさせることができれば、Sクラス作品になるだろう。

・アスタロッテのおもちゃ!
 ストレートな萌えファンタジーで、キャラの可愛い様子を楽しむものだろう。掛け合いが良いので楽しめている。絵本のような美術がきれい。

・神のみぞ知るセカイII
 1期が良作だったので、2期も期待できる。主人公が、ゲームのテクニックを活用して、クレバーに現実の女の子?を攻略する様が見どころ。1期のヒロインたちも絡むそうなので楽しみ。

・緋弾のアリア
 パターン通りの、ラノベ学園アクションものの導入。武器の描写が良く、女の子のアクションがセクシーで、主人公がカッコよかったので楽しめた。

・星空へ架かる橋
 いかにもギャルゲー原作学園ドラマだが、導入部が丁寧で、出会いのシーンが印象的だったので、堅実に楽しめそうな気がする。


■Bクラス (いまひとつな感じ)

・まりあ†ほりっく あらいぶ
 1期は好きだったのだけれど、2期はいまいちギャグが滑っているような。演出が変わったのか、僕の好みが変わったのか。

・聖痕のクェイサーII
 1期は、元素の特性を生かしたバトルと、サーシャのケレン味満点の演技が見どころだったが、2期の1話を観る限り、その要素は無くなって、単なるエロアニメだった。今後どうなるだろうか。

・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
 完全に好みの問題なのだけれど、僕は幼い舌足らずなヒロインがあまり好きではない。また、主人公が陰気臭いのも嫌い。ストーリーもどこかで見たような。しかし映像は素晴らしいし、サブキャラたちはひと癖ありそうで、観続けるべきとは思う。

・電波女と青春男
 これも映像は見どころが多い。ヒロインが姿を表すシーンは、とても印象的だった。しかしヒロインが電波すぎるし、主人公のモノローグがかなりうざい。同じシャフトの『化物語』では、主人公の迂遠なモノローグを大幅カットして成功しているのだけれど。

・逆境無頼カイジ 破戒録篇
 心理劇は凄いが、男くさい雰囲気が好きでないので、観るのが辛い。でも先は気になる。

・青の祓魔師
 ヒロインが登場しないので、女性向けだろうか。1話ではあまり惹きつけられなかった。オヤジは良い。


■Cクラス (視聴打ち切りな気分)

・戦国乙女 桃色パラドックス
 ヒロインの頭の悪さにイライラ。

・30歳の保健体育
 ハウツーものらしいが、説明がすべてモザイクなどで消されているので、何なのかわからない。

・けんぷファー fur die Liebe
 1期は途中まで面白かったが、最後の方は残念で、そのノリを引きずっているようだ。

・そふてにっ
 女の子メインの部活物ということで、『けいおん』や『GA芸術家アートデザインクラス』などを思わせるが、この手のものにエロ要素があると、生々しくてなぜか残念に思う。

・Aチャンネル
 これも女の子メインの学園コメディ。キャラに特徴が無いせいか、ギャグが面白くない。

・よんでますよ、アザゼルさん。
 下品なのは好みではないので。

・変ゼミ
 フェティッシュすぎて付いて行けない。

・デッドマン・ワンダーランド
 あまりに陰気でグロくて、気が滅入った。一見奇抜な設定だが、根底にあるのはよくあるバトル物に見える。


雑感

今期は、重苦しい、陰気な作品が多い気がします。今の時代、どちらかと言えば、明るく楽しい作品が観たいので、今回の評価はそれを反映して、明るい作品が上位に、陰気な作品が下位になっています。

アニメの数が多すぎて、観る本数を減らす必要があるため、Cクラス入りする足切りラインがかなり高いのです。それにしても、今期は玉石混交という感はあります。

数が多くて分散したのか、突出した人気作も少なそうですね。 うちのブログでは、『STEINS;GATE』の記事のアクセスは多めですが、他はボチボチです。昨期は『まどかマギカ』、『禁書目録』、『STAR DRIVER』、『IS』といった人気作が、アクセスを稼いだのですが。

でも、『TIGER & BUNNY』や『へうげもの』は、記事のアクセス数は多くなくても、ブログ村のクリックを頂く数は多くて、しっかり愛されている作品だなと感じます。

最近忙しいので、レビューの本数はいつもより少なめになりそうですが、その分、中身のあるレビューを書きたいと思っています。

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