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ここは「【ライトノベル】 お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 感想」 の個別エントリーです。
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…言い訳をさせて下さい。今朝のことなのですが、iPhoneを家に忘れてしまい、PSPの電池も切れていることに気付き、通勤中の暇つぶしを求めて本屋に入ったところ、この本の残念極まりないタイトルが目に飛び込んできました。「なんじゃこの媚び媚びのタイトルは~」と思ってパラパラめくったところ、意外に文章のフィーリングが良く、暇つぶしだからいいかと購入したのです。

で、意外と面白かったのでレビューします。まだ読んでいない方への紹介なので、なるべくネタバレは無しで。

タイトルを見れば一目瞭然ですが、最近流行っている『妹もの』ですね。文章風のタイトルなのも、流行を追っています。

美少女なのに変態キャラ、というのも最近よく見る設定ですが、この作品も、ヒロインたちは皆、掛け値なしの変態です。メインヒロインである妹は、超お嬢様育ちで、品行方正で、主人公に対しても敬語なのに、隙あらば兄と既成事実を作ろうと狙っています。

ヒロインと1対1での、かなり長い漫才的な掛け合いシーンがあるのですが、これは西尾維新の、特に化物語の作風を思わせます。実際のところ、戦場ヶ原ひたぎにそっくりなキャラがいますね。外観は違いますが、性格と口調はそのまんま。

これ以上はネタバレになるので控えますが、その他にも、最近の売れセンの設定を詰め込んでいて、売るために狙っている感がアリアリです。なので、設定だけ見ると特筆すべきものはないのですが、

それでも僕は、この作品がなかなか気に入りました。まず、前述の”掛け合い”がかなりいいですね。西尾維新から独特のクセを抜いた感じで、むしろ読みやすいし、ネタも面白い。もっぱら変態トークなので、ネタ切れが心配ではありますが、今のところかなり楽しめました。

また、妹の秋子がいいですね。妹キャラには、ドジっ子としっかり者と、2系統あると思うのですが、僕は後者が断然好きで、秋子はしっかり者タイプだし、でもいろいろ隙が多いところに可愛気があります。いいキャラでしょう。

アマゾンを見ると、低評価のレビューもあるのですが、その理由は、「キャラ紹介に終始して、ストーリーに盛り上がりが無い」というところにあるようです。たしかに、それはありますね。でも僕としては、下手に薄いストーリーを入れるくらいなら、キャラ紹介をしっかりやっていいんじゃないかと思えます。むしろ、「売れる要素を詰め込みました」という体裁のこの作品にあって、最も作者のこだわりを感じる部分です。ヒロインたちと主人公との出会いを、じっくり描きたかったんだなと。

あと、確かに事件は起こらないのですが、いろいろと火種になりそうな伏線は張られています。 主人公の一人称であることを利用した、叙述トリック的なところがあり、主人公は読者に嘘をついていますね。あるいは、肝心なことを明かしていない。そんな予感があるので、先のストーリーは気になります。 続巻の予定はまだアナウンスされていませんが(訂正:3月25日に2巻が出るそうです)、出れば読んでみたいと思っています。

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ (MF文庫J)
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