メルクマール

第1話は、作画がわりと良かったし、演出にも見どころがあったのですが、今回はあまりパッとしなかったですね。深く考えず、萌えアニメとして楽しめばいいのかもしれませんが、それにしても安直な感じが。おっぱいやパンツを描いて、あとはロリとかドジっ子とか出せばいいんだろ、という。　ドジっ子シーンを延々とやったのは、古臭い感じでした。まぁ、伏線ではあったのですが。

あと、ゲームで勝負するシーンですが、あの複雑なルーレットで、狙ったポケットに１００パーセント入れるという、超人的な技は認めるとしましょう。でもそれでも、エルビスに有利にはなりません。なぜなら、ルーレットはディーラーが投げた後でも、賭けたり変更したりできるからです。実際、リオは投げた後に賭けていたので、エルビスがどこを狙っていても、確率は2分の1です。むしろボールの軌跡を読めるリオが有利でしょう。

エルビスが狙うとすれば、0か00でしょうね。これは赤でも黒でもない（緑とされる）ので、ディーラーの取り分となり、考えようによってはエルビスの勝ちですが、まぁ無理があるか。

カジノを舞台にしたストーリーということで、カジノのいろんな種類のゲームについてのうんちくが得られるような内容に、多少期待していました。でもそれは望み薄なようです。

ゲートをめぐるストーリーが、どうなるかに多少興味はありますが、このアニメは「余力があれば見る」というスタンスになりそうです。

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