あけましておめでとうございます!
すでに3年目なので、もはや恒例と言って良いと思うのですが、2010年の総括として、昨年見た50本以上のアニメの中から、部門別の『お気に入りアニメ』を挙げてみました。部門は以下のように勝手に設定しています。
ラブストーリー部門 | 恋愛要素の良かったアニメから |
ファンタジー部門 | 伝奇物も含めたファンタジーから |
コメディ部門 | コメディ要素の良かったアニメから |
SF部門 | SFとして鑑賞できるアニメから |
アクション部門 | アクションの良かったアニメから |
お色気部門 | お色気要素の良かったアニメから |
ドラマ部門 | 展開がドラマチックなアニメから |
癒し部門 | 癒されるハートウォーミングなアニメから |
アート部門 | アートとして鑑賞できるアニメから |
2010年中に完了したアニメを対象にしていて、継続中のものは含めていません(ゆえにタクトやバクマンは対象外)。同じアニメが複数部門に出ても良しとします。それでは始めます!
■ラブストーリー部門: 君に届け
見ていて赤面するような、初々しい恋愛模様。ライバルや友達のキャラも良くて、ヒロインと周囲との関わりの中から、恋愛ストーリーを紡いでいる。
次点:Angel Beats! | いろいろな見方はあるだろうけれど、僕はこの作品はラブストーリーだと思う。生と死を超えた、余韻の残るラブストーリーだった。 |
ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド | 孤独な吸血鬼と、その従僕の哀しいラブストーリー。 |
■ファンタジー部門: ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
大きな世界観の一端しか語られなかったが、終末世界で懸命に生きる人々を描いた、印象的な物語だった。
次点:侵略!イカ娘 | 人間が自らを見つめ直すために、自然が遣わせた精霊(あるいはモンスター)の物語。 |
■コメディ部門: 俺の妹がこんなに可愛いわけがない
妹が高めの美少女でエロゲー好き、というシチュエーションの面白さで、いいコメディになっていた。ドタバタシーンが、アニメっぽいデフォルメではなくリアリティのある描写になっていて、それも効果的。
次点:
迷い猫オーバーラン! | 4話の大地丙太郎監督回が素晴らしく面白かったので。他は普通。 |
生徒会役員共 | 萌えキャラが下ネタをやるという、インパクト狙いの作品だけれど、慣れるとクセになる。 |
えむえむっ! | ドM少年とドS美少女というシチュエーションの面白さだけでなく、ノリがいいし、ストーリーも何げにいい。 |
■SF部門: あそびにいくヨ!
キャプテン・フューチャーをリスペクトした回があるなど、作者のSFへの愛があふれていた。ラストシーンもSFらしいスペクタクルだった。
次点:とある科学の超電磁砲 | ディストピアものSFとして、見所が多い。超能力にからむ謎解きの展開もあった。 |
キディ・ガーランド | 伝統的なスペースオペラ。世界観やストーリーはとても良かった。メカがいまいちなのが心残り。 |
■アクション部門: デュラララ!!
ドラマ部門でも良かったのだけれどこちらに。現代の東京を舞台にしているだけに、アクション描写にリアリティがある一方で、セルティや罪歌の非常識なアクションとの対比が良かった。
■お色気部門: 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
ホラーといえばエロス。恐怖に支配され、本能がむき出しになる状況でのエロスが、生々しく描かれていた
■ドラマ部門: 刀語
複雑に絡まったストーリー。終盤になって、アップテンポで走りながら謎がほどけていく過程がとてもドラマチックだった。
次点:アマガミSS | ドラマチックとは無縁の作品だが、25話は例外。24話かけて仕掛けを設置し、25話で発動させた手際はドラマチックだ。 |
GIANT KILLING | 王道スポーツものだけれど、個々の選手にスポットを当てたドラマ作りがうまい。 |
■癒し部門: けいおん!!
高校生活の楽しい部分だけを追体験するという、癒しを提供してくれる作品。
次点:WORKING!! | ゆるい人間関係によるゆるいコメディに癒される。 |
ひだまりスケッチ×☆☆☆ | ゆのの一生懸命な様子に癒される。 |
■アート部門: 閃光のナイトレイド
アートとはちょっと違うかもしれないが、他に適当な作品が無かったので。スタイリッシュな映像が、スパイアクションという世界観によく合っている。
次点:デュラララ!! | 同様に、スタイリッシュな映像の作品。特にOP/EDが良い。 |
2010年は、ラブストーリーや、硬派なドラマは低調だった(数が少なかった)気がしますが、コメディは豊作でした。コメディ部門以外にも、コメディと言える作品が多く入っています。単にドタバタしたり、萌えキャラを描くだけではなく、シチェーションをしっかり作りこんで、さらに「いい話」も織りまぜたような、レベルの高いコメディが増えた印象です。
でも、どんなに良くてもコメディばかりでは飽きます。2011年は、硬派なストーリーのアニメをガッツリ観たいですね。最近は流行らないのでしょうか。1月からの作品を見る限りでは、SFが多いので、SFらしさを織り込んだストーリーに期待しています。
部門賞には入れていませんが、2010年はアニメ映画の当たり年で、『ガンダム00 劇場版』と『涼宮ハルヒの消失』は劇場で観ましたが、素晴らしいものでした。特にガンダム00は、ブログ村のクリックやコメントをすごく沢山頂いた感慨深い作品です。作品の力のおかげでしょう。2011年もアニメ映画は多くなりそうですが、また名作に出会えるでしょうか。
このブログは3周年になりました(正確には3日後ですが)。昨年はモチベーションが落ちることもなく、コンスタントに更新できたのは、読んで頂いている方のおかげです。まだまだ続けますので、今後ともよろしくお願いします!
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