メルクマール

古来、大日本の君主たる男子は、ある特殊な力を有していた
「将の力」、それは、サムライの潜在能力を究極まで開花させる、奇跡の力
そして、将と契った究極のサムライを、人は、マスターサムライと呼んだ

冒頭のナレーションですが、この場合の「契る」とはどういうことなのでしょうか。１話のラストで、宗朗と十兵衛はキスしていたので、あれが「契り」なのかな。でも、マスターサムライの紋章が、真田幸村たちに裸にされた時は見えなくて、宗朗とからんだ時に見えたのは何故なのかな。

この設定からして、宗朗が多くの美少女サムライと契りまくる、ハーレム展開になるのでしょうか。今のところ、主人公は状況に流されて、ピンボールのようにあちこち移動しているだけなので、展開に落ち着きがありません。本来は学園物のようなので、学園の日常シーンを描くなどで、一旦、落ち着きが欲しいところです。

冒頭の戦闘シーンは、派手で良かったですね。ただ、どうしても『十兵衛ちゃん』を連想するのですが、あれは異能バトルではなく、純粋な剣戟を最高にカッコよく描いていました。この作品も”剣戟バトル”がウリだそうなので、遠隔技の打ち合いではなく、剣戟を見せて欲しいところです。

ともあれ、和風な映像は面白いし、キャラクタも良さそうなので、今後を楽しみにはしています。良さそうなだけに、やや惜しいなと。

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