メルクマール

皆人の母親がいっていたように、たいていのアシカビは強制的にゲームに参加させられただけで、戦う意思はあまり無いようです。そういうアシカビたちはこれまで篭っていたけれど、セキレイを失いたくないなら、戦わざるを得ない状況になりました。

今回登場した78番のアシカビのように、このゲームを適当に楽しんでいた者もいたのでしょう。そういう連中も、どうするかを決めなければなりません。

御子上や、バイクに乗った謎のアシカビのように、この状況を「面白くなった」と考えているものもいます。

鈿女のように、アシカビと別れるくらいなら、友達を手にかけても仕方ない、と悲壮な覚悟するものもいます。

そんな、それぞれの思惑を描いた回でした。登場人物が多いので、ストーリーがあまり進まないのは仕方ありませんが、少し遅い感じもしますね。最初の1戦くらいあるかと思っていたのですが。このペースで、どこまでやれるのでしょうか。1期のような尻切れトンボにならなければいいがと思います。

各セキレイとアシカビとのラブラブっぷりが印象的な回でもありました。ユカリと椎菜とか、鈿女と千穂とか。前者はともかく、後者は死亡フラグな気もしてしまいます。全体に、鈿女がフィーチャーされている気がするので、彼女との対決がクライマックスなのかもしれません。

昔の美哉のシーンがよかったな。今とは少し違う、柔らかい雰囲気で。今のカゲのある感じもいいけれど。正直、美哉がいちばん好みです。最強のセキレイ、No.01のことに何度も言及しているので、彼女の活躍がありそうで楽しみなのでした。

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