メルクマール

近年、Ｍ男が増えたなどと言われます。ツンデレなどが流行るのはそのせいだと。でも僕は、そうは思わないですね。ツンデレな女性というのは、男に甘えているのだから。「ここまで言っても、相手は自分を赦してくれる」ということを分かってやっていて、それは甘えに他なりません。子供が親に反抗するようなものです。そして男としても、女性に甘えてもらうのが嬉しいから、ツンデレが可愛いと思うのですね。

はるかはツンデレではないですが、ああいうちょっと我儘な、男を振り回すキャラも可愛いものです。やはり、根底には甘えがあるから。ああいう女性を受け止めるのが、男の器量というものでしょう。

だから響の、「女性に甘えられたくない男性なんていないわよ」というのは、ナイスアドバイスだと言えるでしょう。甘えるばかりでもダメだけど、このところ突き放し気味だったので、このタイミングで甘えるのは有効だと思えます。　響は、いつもはるかに甘えられているので、はるかが甘え上手なことも知っているのでしょうね。

あまりに幸せそうな純一に、すこしイラっとしますが、彼は確かにモテるでしょう。優しそうなので安心して付き合えるが、ここぞという時は男らしく女性を引っ張るというギャップがいい。ちょっと変態チックなところも、むしろ美点かもしれない。女性と同様に、男にもギャップ萌えが必要でしょう。見習うべきところがありますねー

1つのエピソードが4話で完結らしいので、次回はなにか波乱があるでしょうか。そもそも、あの二人はまだ付き合っているわけでは無いんでしょうけれど。次回の決着の付け方で、このシリーズが何をやりたいのか見えると思うので、そういう意味でも楽しみです。

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