メルクマール

冒頭は、まず背景とエフェクトが印象的です。朝のキラキラした光が表現されていて。さらにその後の、女子高生に混じっての通学シーンで、膨大なモブに圧倒されました。CGも使ってるだろうけど、この１カットにかなりコストかけただろうなと思えます。このシーンのおかげで、「女子高生だらけの中、男子が心細く通学している」という状況が説明されているので、効果的でしょう。

シノとタカトシとの出会いのシーンもいいですね。朝の光とサクラがシノによく似合っていて、「ここから何かが始まる」という予感に満ちています。

でも、その後は下ネタの連発で、あっけにとられました。特に生理用品ネタは唖然として、これは「女子高ならこれくらいは普通」ということを表現したのかもしれないけれど、できれば一生聞きたく無かった類の会話です。

”萌えキャラで4コマ”というのは数年前からの流行で、成功した作品は多いわけですが、そろそろネタ切れでしょうから、これは”萌えキャラで4コマで下ネタ”という方向性なのでしょうね。ユニークではあるのかもしれません。アニメになるくらいだから、それなりに人気なのでしょう。でも僕には、このギャグは合わないな。全員下ネタキャラ、というのは徹底していますが、かなりクドイ感じがします。

タカトシはツッコミ役ですが、ローテンションですね。僕なら、酷いシモネタにもっと強くツッコミたいので、彼とのテンションの差が気になってしまう。ギャグのテンポなどは確かに良いので、この原作をうまくアニメ化した、とは言えるのでしょうが。

そんなわけで、視聴継続する自信があまり無いですが、次回も一応見てみます。新井里美さんのキャラが気になるし、今後いいキャラが出るかもしれないですしね。

ポチっとして頂けると励みになります！↓