メルクマール

まず雪村ですね。女装要員として定着した感がありますが、さらにBL要員にもなりつつあるようで。　この物語は、美咲の”恋敵”が不在なのですが、雪村がその位置を占めるのかっ！？

気になるヒキですが、催眠術にはかかったんですかね？　かかるのも面白いかもしれません。このところ、美咲と碓氷はかなり接近していますが、その関係を一度リセットして、嫌いなところから再スタートもいいんじゃないかと。「何度でも俺のこと、好きにならせてあげるから」と碓氷も言ってますし。

叶の能力は、催眠術というよりギアス（絶対遵守）ですな。 本来の催眠術は、潜在的な記憶や欲求を引きだすものなので、本人の意に沿わないことはさせられないようです。

藤村歩さんの酔っぱらった演技は、狂乱家族日記の凶華を思い出しました。最近は正統派ヒロインな役が多いですが、はっちゃけた演技も上手いんですよね。狂乱家族日記、2期やらないかな。

美咲が催眠術にかかりやすくて、碓氷は全くかからない、という対比も面白いところです。美咲は基本的に善人で、人を心から疑うことをしないのでしょう。まっすぐに育ったのですね。やや危なっかしいですが、それこそが美咲の魅力です。
一方で、碓氷は人を疑ってかかる性質で、それは彼の謎の生い立ちとも関わると思われます。碓氷は自分と対照的だから、美咲に惚れたのでしょう。そして、美咲の危なっかしさを自分が守らなければと思っている。

美咲を見ていると、少し”赤毛のアン”を連想します。特に”アンの青春”あたり（年齢も同じくらいのはず）の。感情的に喧嘩をすることもあるけれど、あくまで真っ直ぐで、最終的には人の善意を信じているので、敵だったはずの人が、いつのまにか味方になってしまう。美咲にもそういうところがあると思えます。叶がどうなるかですね。彼がABの直井みたいに味方になってくれると、貴重な戦力になりそうですが。

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