メルクマール

スターウォーズで、ジェダイの騎士が使う”フォース”には、ライトサイドとダークサイドがあります。正統派はダークサイドですが、怒り・恐れ・嫉妬などに駆られて力を使うと、ダークサイドに堕ちてしまう。ダークサイドの力は「強いわけでは無いが、たやすい」と言われており、より簡単に、強い力が出せるのでしょう。

クェイサーにも、ライトサイドとダークサイドがあるように思えます。アデプトのクェイサーの多くは、マリアになる女性を辱めてからソーマを吸いますが、それは恐怖や羞恥の感情が、ソーマの質を良くするからでしょう。カーチャも華を辱めていました。あれは彼女の趣味もあるかもしれませんが。

一方で、サーシャはまふゆのソーマで第四階梯に上がりましたが、それはサーシャがまふゆを守りたいと願い、まふゆとの強い信頼の絆で結ばれたからでしょう。これはライトサイドの力だと思えます。

カーチャは、サーシャに言わせれば「府抜けて弱くなった」そうで、カーチャは華のソーマの質に不満があるようです。最近、カーチャは華と馴れ合ってしまい、華もすっかり従順になって、かつてのようなダークサイドの力が出せなくなったのではないか。

カーチャはプライドが高いので、危ない目に合ったことよりも、「自分が弱くなった」という事実にショックを受け、サーシャに負けたことに屈辱感を持っています。そうなるように、あの新任教師が仕組んだから。彼女はアデプトに堕ちるのでしょうか。どちらかと言えば、あの性格はアデプト向きに見えますし。　でも逆に、ライトサイドの力を得る契機になるかもしれません。華との絆の強さが問われることになるでしょう。

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