メルクマール

ウロボロスは、自分のしっぽを飲み込んでいる蛇のこと。エジプトあたりが起源のようですが、異端キリスト教のグノーシス派がシンボルに用いて有名になりました。

4話の感想で、『アトス』のモデルはギリシア正教で、『アデプト』のモデルはグノーシス派では、と書いたのですが、それが裏付けられたのかな。グノーシス派は、永遠の象徴であり、生と死を繰り返すウロボロスを”キリストの象徴”だと考えていました。キリスト教では蛇は悪魔の象徴ですが、「人間に知恵を授けた悪魔は実は神である」というのがグノーシス派の思想です。　グノーシス派は異端審問を受けますが、”蛇をキリストにたとえるとはケシカラン”というのが決定打になり、異端認定されてしまうのでした。

あの遠隔おさわり術が、ウロボロスとどう関係するのかは分からなかったですが。”個人の欲望を実体化させる”みたいなものなのかな？

サーシャは弼に「アデプトなのか」と聞きましたが、弼は答えませんでした。 Aパートの冒頭で、弼が僧侶に会っているシーンがあったので、実はアトスでもアデプトでもない、第三勢力なのかもしれません。謎の人物が「ようやく役者が揃った」とか言っていましたし。

弼は鉄のクェイサー？　棒状のものが磁力でくっついているような描写があったので、磁力を操る能力がありそうです。

彼らは『剣のマリア』を探しているらしい。前回壊れた『アナスタシア・エッグ』に封印されていたものですね。壊れて消えたわけでは無いならば、つまり…

まふゆのおっぱいは、明らかに成長していますよね？　本人もそう言っていたし。もしかして、ソーマを吸われると成長するのだろうか。燈も「成長している」と言っていました。まふゆは六実に貧乳呼ばわりされていましたが、マリアとしては貧乳という意味ならば納得できます。

全体的にはお色気回という感じでしたが、新キャラが多く登場し、ストーリーもそれなりに進みました。アバンがやけに長かったので、壮絶にカットされているようですけどね。サーシャと六実の出会いのシーン（初めてソーマを吸う）がカットされているのではと想像していて、だとしたらやって欲しかったところです。サーシャの驚きが唐突でしたからね。

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