メルクマール

ダウジングといえば、ドラえもんでのび太がダウジングをするシーンがあり、僕はそれで、そういうものがあることを知ったのでした。ドラえもんにはけっこうそういう、オカルトネタもありましたね。ひみつ道具ではなく、のび太の自作だった気がします。

この作品の多くの登場人物は、藤子不二雄作品のオマージュのようだ、と前回の感想で書いて、コメント欄でもその話題で盛り上がっていたのですが、会長たちは確かに『怪物君』でしたね。手下がドラキュラ・フランケン・狼男の3人組で。絢子は甲賀忍者ということで、やはりハットリ君のライバルのケムマキです。

けーなはオバＱだと思われるのですが、あの謎っぷりはそれだけではないような。実は未来からやってきていて、すべて知っているのではと思える行動が目につきますね。そういう設定の藤子不二雄作品として『みきおとミキオ』 が思い浮かびましたが、いくらなんでもマイナーかもしれません。

あるいは、あのペンダントが未来を見せる力がある、とかでしょうか。今回も、不思議な力を発揮していました。阿九斗はついに名実ともに魔王になってしまいましたが、けーながいなければ、こうはならなかったと思えます。

周囲の女性たちのハートもがっちりキャッチして、魔王にふさわしいハーレムも築いています。おそらくここまでは導入で、大魔王になってからが本番なので、急いでやったのでしょう。今後の展開に期待します。

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