メルクマール

優人は、くえすが自分にこだわるのは、鬼斬り役としての力（光渡し）のためだと思っていました。天河家と神宮寺家がいっしょになることで、鬼斬り役十二家での序列を上げることがくえすの目的であり、そんなことには付き合っていられない、と考えます。

一方で、くえすは胸に秘めたものがあったのですが、誇り高さゆえに自分からは言えないのでしょう。ならば思い出させようということで、優人に斬りかかり、結果的に彼女は賭けに勝ちました。

このあたりのすれ違いの構図と、それが解消する過程は、なかなか良かったと思えます。最初のうち、優人にしては敵意むき出しだったのですが、過去を思い出したことでそれが悔恨に変わるのがドラマチックでした。　その後の、くえすの照れた様子もなかなか可愛い。くえすと緋鞠はキャラがかぶっていると思っていましたが、デレっぷりはくえすのほうがメリハリあるかもしれないな。

コンバットロードとはマニアックな。自動式拳銃の場合、弾1発を薬室に送ってから、マガジンを抜いて弾を詰めると、マガジンの弾数＋1発を使うことができ、これをコンバットロードといいます。ともあれ、何発撃ったかはちゃんと数えましょう。

凛子が、自分の役割に気づくシーンがあり、そうそう、これが必要なんだよと頷いていました。まだ気づいただけですが、「ほっとする日常を提供する役目」を実践してほしいと思います。

来週からはまた新展開のようで、そろそろラスボスの登場でしょうか。ヒロインたちがともに戦う、熱い展開を期待しています。

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