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ここは「機動戦士ガンダムUC 第1話 『ユニコーンの日』 感想 (ネタバレ無し版)」 の個別エントリーです。
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PlayStaion Storeで2月20日から先行配信されている、機動戦士ガンダムUC 第1話 『ユニコーンの日』 を見ました。非常に良かったので、布教用の「ネタバレ無し版」と、観た方のための「ネタバレ有り版」とを2本、はりきって書きます。 こちらは「ネタバレ無し版」です。 原作小説は未読。

まず基礎知識からですが、この物語の舞台は『逆襲のシャア』の3年後であり、初代から続く正史に属するストーリーです。では、これまでの作品(Z、ZZ、逆襲のシャアなど)を見ておかなければダメかといえば、そうでもないと思えます。 原作を読んでいないので、確かなことは言えませんが、1話を観た限りでは、初代のストーリーを知っていれば大丈夫な感じでした。その間の歴史を、けっこう丁寧に説明してくれています。

ただ、”ロンド・ベル”という言葉が説明無しに出てくるので、知っておいたほうがいいですね。地球連邦軍の部隊の名前で、反地球連邦活動の捜査・殲滅のために、大きな権限を与えられています。”逆襲のシャア”では、ブライト・ノアやアムロ・レイがこの部隊に所属していました。

基礎知識はこれくらいで。 で、この作品のどこが素晴らしいかですが、まずは「間違いなくガンダム」であることですね。”ガンダム00”などは僕は好きですが、「別にガンダムでなくてもいいじゃん」と言われればその通りで、単に「ガンダムという名前のロボが登場するロボットもの」に過ぎません。

一方でこの作品は、世界観はもちろんのこと、ストーリーの展開の仕方や、持っているメッセージ性が、「間違いなくガンダム」です。特にファーストガンダムのファンの方には、スッと納得できるものでは。

ただ、キャラクタの造形は違います。初代から逆シャアに連なる、いわゆる”富野ガンダム”のキャラは、行動や言動がちょっと変というか、よく言えばユニークでフックのあるキャラでした。特に主人公やヒロインですね。でもこの作品のキャラは、非常にナチュラルな納得できる行動をするので、安心して見ていられます。人によっては物足りないかもしれませんが、一般ウケはするのではないでしょうか。

魅力の2番目は、映像ですね。ガンダムは宇宙を舞台にしたSFアニメですが、宇宙ならではの空間の広がりやスケール感が強調された映像で、素晴らしいスペクタクルです。コロニーの内部の描写とか、すごく好きだなぁ。

もちろん、戦闘シーンも素晴らしい。スピーディーでありながら、要所では重厚感のある、かっこいメカアクションです。G(加速)の表現が独特で、パイロットの体にかかる加速度が体感できるような迫力があります。インジケーターなどのデザインセンスもいちいち良い。もう、目を奪われっぱなしでした。

そして、ストーリーですね。まだ序盤なのでどうなるかは分かりませんが、スリリングな展開であり、会話劇には惹きこまれます。ラストは大盛り上がりで、ものすごくイイところで終わってしまう。 日常シーン、シリアスシーン、戦闘シーンがバランスよく配置されていて飽きさせません。原作も良いのでしょうけれど、アニメの脚本として良く練られていると感じます。

そんなわけで、ガンダムや、SFメカ物が好きな方には、問題なくお薦めできます。僕としては「文句の付けようが無い」という評価ですね。

追記:
ネタバレ有り版(原作ネタバレではありません)もアップしました。→こちらです

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