メルクマール

そんな皮肉はともかくとして、日常風景を描いただけのわりには、飽きさせない内容でした。サーシャとまふゆは相変わらずいいコンビ。　怒ったり、ちょっと優しい気持ちになったり、でもやはり感情的になってしまうまふゆと、それをあしらうサーシャは見てて飽きません。エンディングでは二人は妖しい雰囲気ですが、いずれそうなるのでしょうか。だとしたら楽しみですが、ED詐欺は多いのでなんとも言えません。

妖しいといえば、今回本格的に登場したカーチャと桂木華も、意外性のあるカップリングでいい感じ。華がカーチャに惹かれていく様子や、それに気づいたカーチャが本性を現す流れはいいですね。この二組のカップルを中心に回すだけで、2クール持つのかもしれません。

カーチャは銅のクェイサーのようですが、どういう能力でしょうか。戦うのは彼女自身ではなく、「ママ」と呼んでいた人形？でしたが、あれは銅のクェイサーの力で作られた『ロボット』ではないかと予想します。　ロボットはモーター（アクチュエーター）の力で動いていて、モーターは銅線の塊です。銅線に電気を流して発生する電磁気力がモーターの駆動力であり、銅のクェイサーならばそれを自由に操れるでしょう。

銅は、鉄よりも前に人類が活用した金属ですね。青銅器文明というのを歴史で習ったと思いますが、石器文明と鉄器文明の間の期間です。今でも銅は、いろんなところで使われていて、たとえば金管楽器の真鍮（黄銅）は銅の合金。なので音を使った攻撃もあるのかも、とかいろいろ想像しています。

来週はカーチャ回のようなので、能力を見せてくれることでしょう。そもそも彼女は敵か味方か。なにげに、お色気だけでなくストーリーも楽めています。

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