メルクマール

『アメイジング・グレイス』は、作曲者不詳、作詞ジョン・ニュートンの讃美歌です。ジョン・ニュートンはそもそもは奴隷貿易をしていたのですが、船が嵐に遭った時、神に祈って命が助かったことがキッカケで、牧師になり、讃美歌をいくつも作りました。

『アメイジング・グレイス』の歌詞は、「自分は罪を重ねて来たけれど、それでも神は救って下さった」という、彼自身の体験を綴った内容だと言えます。

で、なぜこの曲なのでしょうか。「自分の罪から赦される」という曲に意味があるとすれば、カナタやリオが何か罪を背負っている、ということになるわけですが、それは考えすぎなのかな。

タケミカヅチは戦車ですが、音楽を流す機能が付いています。起動直後のメニュー画面（おそらくトップメニュー）がこうなっていました。

• NORMAL MODE
• STELATH MODE
• SETTING MODE
• SOUND MODE
• SLEEP

上の2つは通常の戦闘用で、3つ目はメンテナンス用でしょうけれど、サウンドモードがトップメニューにあるのが驚きです。そんなに重要な機能なの？

でも前回も、「昔はここで音楽を教えていたんだよ」「軍隊でも無いのに？」という会話があったので、軍隊と音楽は密接な関係にあるようです。

この物語の背景はまだ謎が多いですが、音楽が重要な意味を持つことは確実で、１話から3話まで一貫しています。ストーリー自体は、正直地味ですが、音楽を目印に、世界の背景が照らされていく過程を楽しめるのではないでしょうか。

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