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物語の二つの軸が交差した、うまくまとめた最終回ではありました。CANAAN 第13話 『キボウノチ』 の感想です。

二つの軸とは、一つは「アルファルドとカナンの確執」で、もう一つは「マリアとカナンの絆」でしょう。

前者については、説明不足の感はあります。アルファルドはシャムを信奉していたのに、自分で殺してしまいました。そしてその後はひたすら、シャムの亡霊に縛られて生きています。なぜそこまでシャムに執着するのかについて、もっと描写されていれば、説得力が増したのではと思えますね。アルファルドの過去話を1話使ってやっても良かったのでは。

自分流に解釈するなら、アルファルドがシャムを殺した理由は、カナンという「超人」を生み出したことに「絶望」したシャムへの失望と、いっそ安らかな死を与えたいという相反した気持ちからでしょう。

前回も書きましたが、完璧な兵士であろうとしたシャムは、カナンという化け物を見て、自分の人生が否定されたと感じ、絶望していたのだと思うのですね。その思いがカナンには「茶色」に見えたのでしょう。だからアルファルドにとってカナンは、”恋敵”であると同時に、シャムの死に責任がある”敵(カタキ)”だと言えます。

でも、大切なシャムを自分で殺したことも、また事実であり、自分こそがシャムの敵(カタキ)でもあるわけです。この矛盾した現実に、アルファルドの心は引き裂かれて、ある種”狂って”しまい、それが一連の行動(ウーアウイルスでカナンのコピーを作ろうとしたり、テロ組織を作ったり、カナンを追い詰めたり)を引き起こしたのだと考えます。どうしようもない過去をなんとかしたいと足掻いているので、無茶苦茶な行動になるのも仕方ないのでしょう。

そんなアルファルドがカナンには、シャムと同様に、絶望にとらわれている「茶色」に見えました。カナンがアルファルドを助けようとしたのは、”あの日”のシャムと重ね合わせたからでしょう。

もう一方の軸である「カナンとマリアの絆」については、綺麗に決着したように思います。当初の二人はお互いのことを自分の「光」だとみなしていて、つまり相互に依存していました。でも最後に、カナンはマリアのことを、「光ではなく友達」だと言いました。寄りかかる(依存する)関係から、寄り添う関係に昇華したのでしょう。

依存している時は、二人は近くにいたいと願ったけれど、それはお互いのためになりませんでした。カナンの側にいるとマリアに危険が及ぶし、マリアが危険になるとそれを守るためにカナンが危険を冒すことになります。なので二人は、離れて生きるけれど、心は寄り添う、という道を選びました。切ない結末ですね。

そしてこの2つの軸が、最後に交わったのでしょう。過去にしばられたアルファルドと、前を見ているカナン。カナンがそうなれたのはマリアのおかげで、アルファルドにはマリアが居なかった。そのことに決定的な敗北を感じたアルファルドは、カナンへの敵意を失って、自ら死を選んだ、と解釈しています。

まぁ、このようにいろいろ自分流で解釈させるのが、制作者の意図なのかもしれません。考えてみれば(同じ制作会社の作品である)true tearsも、あまり説明せずに視聴者の想像にゆだねる作品でした。物語の雰囲気は違いますが、考え方は近いのかも。

エピローグは綺麗に締めたのではないでしょうか。まさかのカミングズ登場とか、「いいケツしてたなー」とか、「あれ、私のだ」とか、一つ一つのシーンが印象的で、余韻がありました。

 

全体としてですが、正直、中盤までの話が広がっていくところが一番面白かったですね。大規模テロと大国との争いに、カナンやマリアが巻き込まれるという、大作映画のような雰囲気にワクワクしたのですが、その後はアルファルドとカナンの私闘になってしまい、尻すぼみ感は否めませんでした。大きく広げただけにですね。まぁ、ありがちなんですけれど。

でも雰囲気はとても好きだし、楽しめた作品ではありました。想像するに、原作ゲームがあって、その後日談のストーリーを作るというのはとても難しいことなのでしょう。人物設定や過去の事実は決まっていて動かせないんですから。そうした制約の中で、精一杯がんばったのではないでしょうか。

でも例えば、完全オリジナルストーリーならばもっと面白かったのかも、と思ってしまいますね。true tearsはほぼオリジナル(タイトル名を借りただけ)だったわけで、オリジナルを作る力はあるんですよ。なのでこちらスタッフの次の作品は、オリジナルを期待したいところです。

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ずっと謎だったアルファルドの目的ですが、つまりはカタキ討ちということでいいのかな。CANAAN 第12話 『忌殺劣者』 の感想です。

アルファルドの行動原理の中心にあるのは”シャムへのこだわり”のようですね。シャムを信奉して、認められたかった。だからシャムに『超人』とまで言われて特別視されたカナンは憎い存在でしょう。でも、それだけではないと思えます。

『超人』と『極限』の話は興味深い。戦士としての能力を完璧にマスターしたものが『極限』だとすれば、持って生まれた力によって、それを軽々と超えてしまう能力を発揮するのが『超人』でしょう。そして、『極限』の戦士から見て、『超人』はすなわち『絶望』なのでしょう。どんなに自らを鍛えても、戦場で超人には勝てないのだから。

これは想像ですが、極限の戦士であることに人生を捧げてきたシャムは、『超人』のカナンを見て、絶望して生きる気力を失ったのではないかなと。アルファルドにあっさり殺されたのはそのせいで、だからアルファルドは自分が殺したにもかかわらず、カナンに「おまえがいなければシャムは死ななかった」と執拗に言うのではないか。

だとしたら、シャムを信奉するアルファルドにとって、カナンを倒すことはシャムのためのカタキ討ちなのでしょう。ただしそれは、超人として覚醒したカナンを倒すことで成り立つものなので、あの手この手でカナンを覚醒させようとしているのでしょう。今回のマリアの災難もそのためですね。

カナンたちを列車に乗せ、銃声と死体でシャムが死んだときと似た状況を作り出したのは、アルファルドの脚本演出なのでしょう。カナンにシャムのことを思い出させ、カタキ討ちの効果を上げることが目的でしょうか。 実際、”こうかはばつぐん”で、カナンはシャムの幻影を見てしまいました。

列車アクションは定番ですが、やはり盛り上がりますね。ただ、”限られた空間でのアクション”は魅せてくれましたが、列車ならではのスピード感のあるシーンはありませんでした。それは次回にお預けでしょうか。

アルファルドのしゃべりが長いのが、ちょっとテンポを悪くしていた感があります。最終回に向けての尺調整でしょうか。ということは最終回は、列車アクションの結末と、まとめの後日談で締めるのかな。渾身の最終回を期待しています。

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彼女添(シーソー)というサブタイトルは、かなり無理無理だなぁと予告を見たときには思ったのですが、今では内容にはとても合っていたと思えます。CANAAN 第10話 『彼女添』 の感想です。

彼女(シー)はリャン・チーであり、ハッコーでしょう。彼女たちはそれぞれの愛を貫きました。サンタナやカミングズと共に、悲劇的な結末ではあるけれど、あれはあれで幸せだったのではと思えます。

また、彼女(シー)はアルファルドでもあるでしょう。彼女がボナーを研究して共感覚者を生み出そうとしていたのは、カナンに対する執着があったのでしょうね。「べ、べつにカナンの姿に似せたわけじゃないんだからねっ」と言っていましたが、それはツンデレなのだと思いました。
でもアルファルドはその執着を振り切り、ファクトリーでの研究をやめて、データを夏目に託しました。夏目たちがボナーを完成させて、ボナーが軍事利用されるようになれば、その対抗手段を持ってる蛇の価値も上がるという計算でしょう。

夏目もまた、今回の主役でした。結局、一連のことの脚本・演出は夏目だったんですよね。リャン・チーやカミングズとつながっていて蛇を操り、サンタナやカナンにはそれと対抗させて、マッチポンプでバランスを取っていたらしい。その目的は、ボナーの情報を得ることでしょう。

「ラングレーが犯した大統領命令12333のスキャンダル」と言ってましたが、大統領命令12333とは、CIAなどの諜報機関が暗殺をしてはならないという法律です。これは、CIAによるフラワーガーデン作戦のことを言っているのでしょうか? その後、CIAは蛇を制御できなくなったのだけれど、夏目はリャンを通じて、ある程度制御することに成功していたらしい。リャンがアルファルドから離れても、ヘリを持ち出したりなど活動できていたのは夏目の支援があったからでしょうね。最終的には切捨てられたからですが。

そういえば、リャンがカナンを襲撃したときに使っていたヘリは『NH90』という最新鋭機でした。これは欧州で開発されたもので、米軍も中国軍も使っていないので、なぜこの機種なのか不思議だったのですが、自衛隊が採用するかもという話があるので、自衛隊の調達ルートから蛇に流れたという設定なのかもしれません。

そんなわけで、設定はいろいろわかってきて、登場人物が減ったこともありスッキリ?してきましたが、アルファルドの考えていることの全貌はまだわからないですね。あと2話で、それについてやるのでしょう。

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ややご都合主義的でしたが、ドラマとしては盛り上がっているので、細かいことは気にしないということで。CANAAN 第10話 「想執」 の感想です。

『敵の本拠地に潜入』という展開はお約束のようなものなので、とやかく言っても仕方ないのですが、基本的に無理があると思いませんか? 敵がウヨウヨいるところに、出たとこ勝負で乗り込むなんて。スネークみたいな潜入のプロフェッショナルならば別ですが、御法川やハッコーのようなシロウトは一瞬で死亡のはずであり、せめてカナンが単独で侵入するのが妥当でしょう。でもそんなことを言っていると、ストーリーが成り立たないのでした。

今回の場合、リャン・チーが侵入者をなぶり殺しにするのを楽しんでいるので、一瞬で殺られずにはすんでいます。あの性格の悪さがあってこその展開ですね。サンタナの最期は、ハッコーの特殊能力がうまく使われていてドラマチックでした。

能動型騒音制御装置というのは、ちと超科学すぎて、あれができるならハッコーの殺人音波を人工的に作ることもできちゃうよなと思うのですが、そこは気にしないと。カナンの共感覚の弱点を突く方法としては面白いのではないでしょうか。

ハッコーの銃にひるまない御法川さんがカッコよくて、まるで主人公のようでした。このとき、カナンからは彼は茶色に見えていましたが…

一方で、カナンはこのところやられ役であり、主人公っぽくないですね。クライマックスに向けてタメを作っているのでしょうか。

カナンの共感覚は、生まれつきだけではなく、ウーアウイルスにより高められたらしい。どこでウーアウイルスに感染したのでしょうか。カナンの過去にはまだ秘密があるようです。

氷付けの池に沈んでいたのは、目の感じからして、カナンを作ろうとした失敗作ということでしょうか。

夏目もずいぶん都合よく現れましたが、彼女が敵か味方かはまだ不明です。

ハッコーが、ボナーなのに蛇から離れていられるのが不思議だったのですが、アルファルド公認だったのですね。「もしかしてアルファルドって善人なんじゃ?」という説の根拠が増えましたが、一筋縄では行きそうに無いキャラなので、まだまだ考えていることは不明です。

というわけで、クライマックスに差し掛かったにもかかわらず、依然、多くのキャラの思惑や過去が謎のまま。これらの謎がピタッと一点に収束すればカタルシスが得られそうですが、どうなるでしょうか。

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いくつか謎は明らかになりましたが、アルファルドの考えていることは依然として謎で、それが核心なのでしょう。CANAAN 第9話 『過去花』 の感想です。

アルファルド回だったと思いますね。カミングスとのBB弾の応酬は面白かった。 兵士でもなさそうなカミングスをわざわざヘリに乗せたのは、リャン・チーを殺そうとした時にどう反応するかを試すためで、この結末は想定していたのでしょう。そこまでさせる「愛」とは何なのか、分からないから理解したいということなのかな。

そしてカナンとの”過去話”。アルファルドは、シャムの寵愛がカナンに移ったのが気に入らなくてシャムを殺した、というように見えますが、たぶん違うのでしょう。そうだとしたらカナンを殺すべきだから。

・カナンの本当の名は「絶望」
・アルファルドとシャムは同じ”色”をしている

というのがきっとヒントであり、そこから導かれる仮説はありますが、まだ書かないでおきます。

次回、アルファルドは”フラワーガーデン”を壊すらしいですが、どういうことでしょうか。そもそも自分が始めたことなのに。実は、CIAの細菌兵器実験を知った蛇(アルファルド)が、せめて犠牲を少なくしようとして効ウイルス剤の投与を提案した、というのはどうでしょう。強化人間を作ることを口実にして。無理があるかな。。

CIAがテロリストと組むのは、実際にあるんですよね。アフガニスタン侵攻のときは、ソ連の敵であるタリバンやアルカイダにCIAから武器や資金が流れていました。アルカイダはCIAが作ったという説もあるくらいです。そういうことへの批判も込められているのでしょう。この作品では、もっぱらアメリカが悪役なんですよね。

あと数話のはずで、からまったストーリーをどうほぐしてくれるのか注目したいと思います。

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サブタイトルは『恋』も掛けているのだろうけれど、誰と誰の恋なのでしょうか。CANAAN 第8話 「乞」 の感想です。

素直に考えれば、カナンとマリアですか。御法川からも「イチャついてる」とか言われてるし。でもあの二人の関係は、いまいちよくわからないですね。二人が仲良くなる過程は原作ゲームでは描かれているのだろうけれど、アニメでは回想シーンでちょっと出ただけで、二人があれほどまで、お互いに依存している理由はわかりません。イチャついてる結果だけ見せられたような、置いてきぼり感はあります。

でも、色を失ったカナンが、そのことでマリアの優しさを再認識するという展開は良いですね。二人の間には共感覚は必要無いと。

一方で、ハッコーはカナンに対して強い負の感情があり、カナンはそれに身に覚えが無いが、サンタナは理由を知ってるっぽい。ハッコーは『消えた村』の被害者なので、その事件とカナンとが関係あるということなのかな。

ハッコーがライブ会場で歌を歌ったのは、楽しそうなカナンを見てイラっとして、苦しめてやろうと思ったのでしょうね。でも子供が苦しんでいるのを見てトラウマがよみがえり、以後は封印しているようです。

どうでもいい話なのですが、満月の夜に、あんなに綺麗に天の川は見えないはずです。「太陽と月」の例え話のために、満月を出したかった気持ちはわかりますが、『宙のまにまに』を見ているせいで、天文にはちょっとうるさい私でした。

あのアメリカ副大統領は、前副大統領のチェイニーがモデルでしょう。アルファルドが「ネオコン」と言ってましたが、ネオコンとはアメリカのタカ派の政治ムーブメントで、軍産複合体と深く繋がっているとされます。チェイニーはネオコンの首魁の一人であり、911テロにかこつけて、それと何の関係もないと知りながら、イラクに戦争をしかけた黒幕ですね。

アメリカ、特にネオコンへの批判が込められていますが、今のオバマ大統領はネオコンとは正反対なので、やや旬を外している感はあります。ともあれ、「テロとの戦い」は今も続いていて、この作品の重要なテーマなのでしょう。アルファルドは「紛争が必要なら協力しますよ」と甘い言葉をかけていますが、それが彼女の本当の目的なのかは不明です。

今回地味に感じたのは、アクションが無いせいもあるでしょうけれど、リャン・チーが出なかったのが大きいですねー、個人的には。予告編では元気な姿を見せてくれていましたが。

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ホワイトハウスのシチュエーションルーム(指揮作戦室)と現場のシーンとが交互に進行する展開は、トム・クランシーの軍事スリラーばりで、僕の好物ですね。CANAAN 第7話 「慕漂」 の感想です。

カナンと夏目が何をやったか、判ったでしょうか? 夏目はサンタナの機材(NSAのものらしい)と会議場のコントロールルームの機材を接続して、NAVSTARへのハッキングを試みました。NAVSTARはGPSのための衛星です。

爆撃機に搭載されていたのは、JDAMと呼ばれるGPS誘導爆弾でした。イラク戦争あたりから使われるようになった兵器で、GPSと慣性誘導(ジャイロ)を使って目標を狙うという、つまりカーナビ搭載みたいな爆弾です。

GPSは電波なので、妨害電波を出して撹乱することはできます。実際、イラク戦争の時にもイラク軍が使っていたとか。しかし慣性誘導(INS)も併用しているので、GPSを撹乱するだけは不十分だと夏目も言っていました。単なる撹乱ではなく、間違った座標に誘導する必要があるのです。そのためのNAVSTARのハッキングですね。GPSの座標をズラすことができれば、爆弾が間違った場所に誘導されます。ついでにGPSを使っているカーナビなども狂ってしまいますが。

NAVSTARのハッキングは、夏目がある程度道筋を付けたようですが、最後のところはカナンが共感覚を使ってやってのけたようです。便利ですね共感覚。でも、わからないでもありません。自分の経験でも、コンピュータで計算したデータのマトリックスのどこかに問題があり、人間が見ても意味不明な数値の羅列のはずなのに、なんとなく「このあたりがおかしいんじゃないか」とピンと来て、そこを精査したらビンゴだった、ということがあったりします。そういう説明不能な直観力をさらに高度にしたもの、がカナンの能力なのかもしれません。

でも、その能力が失われたことが仄めかされていました。過負荷だったのかな。いったん挫折があり、何かのきっかけで能力を取り戻すことになるのでしょう。

サンタナは、かつてNSA(アメリカ国家安全保障局)と協力関係にあったようで。いろんな機関と付き合いのある、フリーのエージェントなのかな。今は、夏目に言わせれば「過去から逃げている」そうですが。

夏目はNSAとは関係なさそうで、背後関係はまだ不明です。会議場を爆撃から救ったのは、彼女の任務ではなくボランティア(サンタナ談)のようですね。「過去に向き合うため」とはどういう意味なのか。

アルファルドはマリアに辛く当たっていましたが、嫉妬している? なにやら、カナンをめぐる(百合的な)愛憎模様の香りがします。

アルファルドは、アメリカに爆撃させることが目的だったようですが、それで何がやりたかったのか。アニメの悪役にありがちな、「なんでもいいから世の中をめちゃくちゃにしたい」という輩でなければいいのですが。

いろんな人の思惑と、さらに国家の思惑も交錯して、あいかわらず話は広がっていますね。広がった話をいかに畳むかが真価を問われるところなので、期待しています。

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やっと物語が本筋に入って盛り上がってきましたが、リャン・チーが大活躍(?)というだけでも楽しめました。CANAAN 第6話 「LOVE&PIECE」 の感想です。

田中理恵さんの水銀灯っぽい粘っこい喋りが良いですね。2頭身のリャン・チー(ですよね?)の甲高い声とのギャップもまたよい。”あかね色に染まる空”の観月の声を知らなかったら、田中理恵さんの声だとわからなかったかも。

アルファルドからもツッこまれていましたが、リャン・チーはいったい何がやりたかったのでしょうか。根っこがカナンへの嫉妬なのは間違いないでしょう。前々回にカナンとアルファルドが対峙したとき、アルファルドはカナンを殺せたはずだけれど見逃しました。あの件をリャン・チーが知っているのかは分からないけれど、冷徹なテロリストであるはずのアルファルドが、カナンを特別視していることは確かで、そのことを感じ取ったリャン・チーは、それが許せないのでしょうね。

なので、リャンはマリアを手に入れることでカナンに対して優位に立ち、取り乱したり、命乞いをしたりする「みっともないカナン」をアルファルドに見せたかったのだろう、と想像します。でも結果はカナンとマリアの強い信頼関係を見せ付けられただけで、思い通りにならなかったことにキレてしまったのでしょう。

リャン・チーは楽しそうに「ゲッサムゲッサム」と言っていましたが、"get some"は”モノにする”という意味で、"get some body" で”女を抱く”というような意味になります。でもたぶんリャン・チーの元ネタは映画のフルメタルジャケットで、アメリカ兵が逃げまどうベトコンを「ゲッサム!ゲッサム!」と言いながら機関銃で撃ちまくっているシーンからでしょうね。

マリアとアルファルドは顔見知りのようですが、マリアはそのことを忘れている? このあたりは原作ゲームとつながっているのでしょうか。そのうちフローされると思いますが。

シークレットサービスが、無線で大統領のことを「トータス」とコードネームで呼んでいましたが、そういう慣習なのでリアルだと言えます。他にも別の回ですが、CIAのことを「ラングレー」と隠語で呼んでいだりとか、この手のポリティカル・スリラーものが好きな人は反応してしまうネタがちらほらあるのでした。

今後さらに、ポリティカル・スリラー風味が強くなるのでしょう。主要国の首脳を根こそぎ人質に取るという大げさなテロは、いかにもな感じです。『蛇』の目的は何なのか。

人質をウイルス感染させるのは、確かに良い手ですね。各国にはテロに備えた人質奪還チームがあり(米国ならデルタフォース)、彼らを突入させたいところですが、ウイルスが蔓延している部屋に穴を開けると2次被害が心配だし、助け出したところでウイルスで死んでは何にもなりません。八方ふさがりの状況と言えます。この状況で、カナンは一人だけで何ができるのでしょうか。夏目(とその背後の組織)が何をたくらんでいるのかも気になります。

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今回はユンユンを紹介するための回で、ユンユンの役目は”ウイルス被害者代表”なのでしょう。CANAAN 第5話 「灯ダチ」 の感想です。

なので、内容はコメディ多めでしたが、背後には悲劇があります。ボナーとしての業を背負っていながら、明るく生きているユンユンは健気だなと思いますね。

ユンユンとマリアが友達になったことで、カナンはユンユンを守る義務も生じて、カナンの弱みが増えたのかもしれません。あまり味方としてアテにはならないだろうし…。あるいはスパイ的なことをしてくれるのかな。

カナンとマリアは、案外とあっさり仲直りしたようです。二人のすれ違いが物語の軸の一つだと思っていたので、ちょっと驚きました。でも一度仲たがいしたことで、二人の関係は微妙に変わったでしょう。このことはカナンを強くするのか弱くするのか、どちらでしょうか。

ダイナマイト漁』というのがあります。東南アジアの一部で行われている漁法で、水中でダイナマイトを爆発させて、衝撃で死んだ魚を獲るという乱暴なもの。今回、カナンとユンユンはダイナマイト漁状態でしたが、無事でしたね。直撃でなくても、水中の至近距離で爆発があると、かなりの衝撃のはずですが、頑丈だな。

ボナー(ウイルス感染者)は薬が無ければ生きられないことが明かされました。1話で錯乱していた人は、薬が切れたボナーなのでしょうか。

外務次官にウイルスを感染させたのは、薬が無ければ生きられない体にして、操るためなのかな。時間があれば薬を複製することはできるので、あまり何度も使える手ではないですね。今回の作戦がそれだけ重要ということか。

ハッコーはユンユンと知り合いのようで、つまりハッコーも蛇にいたことがあるのかな。ハッコーはボナーでありながら、蛇から離れていても大丈夫のようですが、薬はどうしているのだろう。まだ、わからないことはいろいろありますね。

今回はアクションが少なめで残念でしたが、個人的にはリャン・チーの出番が多くて良かった。写真を食べるのは契約の対価なのか(それはDTB)。OPのような、リャン・チーのアクションを早く見たいものです。

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アクションはいいんだけど、話は正直よくわからないなと思っていたのですが、今回で多少見えてきました。CANAAN 第4話 「呉れ泥む」 の感想です。

物語には、縦糸と横糸があるわけです。縦糸は、各キャラクタがどう考え、どう行動するかということで、横糸はキャラクタ同士の関わりですね。

この作品は、いくつもの縦糸が独立してぶら下がっていて、それぞれをつなぐ横糸が乏しかったので、今ひとつ物語世界に入り込めませんでした。ここに来て、やっと横糸がつながり始めた感があります。まず、カナンとアルファルドの因縁が明らかになりましたね。あと、サンタナ女史と夏目とがつながっていることがわかり、マリアとユンユンに接点ができたようです。

カナンとアルファルドの対決が、この物語の本筋だと思うのですが、前回までそんな気配が全く無かったのに、今回いきなりの対決でビックリです。前回の出来事で、カナンとマリアに亀裂が出来たことが、この対決につながったのですね。軟体少年がアルファルドの放った刺客だと思ったカナンは、マリアを失った恨みをアルファルドにぶつけようとしたのでしょう。大切な人を2度も奪うとは許せない、と。

でも今回はもっぱらアルファルドがカッコよくて、カナンはやられっぱなしでした。憎しみに心を囚われたことが、彼女を弱くしたのでしょうか。だとしたら、宿敵アルファルドに勝つためにカナンに必要なものは何なのかな。

あのパーティーは、『対テロ国際安全協力会議』の警備をダイダラ社が受け持つことの、祝賀パーティーのようですね。ダイダラ社はテロ組織『蛇』の隠れ蓑なので、なんともヤバイ話です。その件でもカナンとアルファルドは対決することになるはずで、それが本番(今回は前哨戦)なのでしょう。

サンタナは夏目とつながっていることから、テロを阻止する側にいるはずで、彼やハッコーがどう関わるのかも興味があります。

というわけでようやく、「先が気になる展開」になってきました。アクションはあいかわらず素晴らしいので、今後も期待しています。

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3話目にして、設定の骨格が見えてきましたが…。CANAAN 第3話 「阿断事」 の感想です。

この作品のレビューを書くのは初めてになります。P.A. Works製作で、岡田麿里さんが脚本という、true tearsと同じパッケージであることに今更気がつきました。キャラクターデザインも同じ関口可奈味さんなんで、言われて見れば絵の雰囲気は似ていますね。でも話の内容は正反対。 片や田舎町を舞台にした素朴な恋愛モノで、片や魔都上海を舞台にした殺伐したアクションモノですから。

1話と2話は勢いで見せ切って、アクションすごいなと感心しましたが、そろそろストーリーが気になるところです。今のところ分かったことは、ウーアウイルスは軍が秘密裏に開発した兵器で、それに感染した人間がアンブルームであり、特殊な能力を示すことがある、ということかな。まぁ、ありがちな設定です。

でも、ディティールに凝ろうとしているのは伝わってきます。『共感覚者』とか面白い。調べてみたところ、実際に存在する用語で、カナンがそうであるように、人に色がついて見える人もいるとか。
”なんでもあり”の超能力ではなく、共感覚者ならではの能力や限界によってストーリーが展開すると、面白くなるでしょう。

アンブルームには各種の能力があるようで、いわゆる『人外バトル』も見せ場になるのでしょうか。今回の敵は、体が異常に柔らかいという設定のようですが、サーカスの芸みたいで、いまいちパッとしない能力だったかな。そもそも彼の目的は何だったのか。自殺ついでに敵討ちしようとしたのでしょうか。

今のところ、ストーリーが向かうところがわからないので、つかみどころのない感はあります。カナンとアルファルドの目的が定まり、二人の対決へと物語が動き出してからが、きっと本番なのでしょう。

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