『男女のすれ違い』をやるにしても、このラブラブの二人では難しいだろうと思っていたのですが、告白がまだでしたか。 かのこん 第12話 「ついにしちゃう?」 のレビューと総評です。
結婚記念日というのがありますが、僕はあれは意味が薄いと思うのですよね。結婚する日取りは人為的に決めるもので、いつでもいいわけです。 だから僕と嫁の間では、『二人が初めて会った日』を記念日にしています。いくつもあったはずの未来の中から、その時間と場所で会うことができたというのは、とても稀な偶然であり、それこそを祝うべきだと思うので。
耕太君は、二人が始めて出合った場所で告白したわけで、最高のシチュエーションだと思いますね。しかもおあつらえむきに『狐の嫁入り』まで降っていて。
コメディ要素が薄かったのと、お色気が「この作品としては」抑えめなのが残念でしたが、最終回としてはきれいにまとめたと思います。たゆらと委員長の様子が、なんだか可愛くて良かったし。
最終回なので総評をやります。ストーリーはどうでもいい作品なのですが、平均はクリアしていたので3点で。キャラクタは、なかなか魅力的だったと思いますね。ちづるもいいですが、脇のクラスメイトたちも良かったので4点です。
音楽はあまり印象にないので3点。作画・演出は、特にコメディ演出が素晴らしい回があったと思います。1~4話の演出はかなり良かったかと。その後はややパワーダウンを感じましたが、4点にします。
この作品の最大の魅力は、やはりお色気でしょうね。よくぞここまでやってくれたと。単に露出するだけでなく、シチュエーションも良かったですし。7話あたりがピークで、そこからは控えめになったと思いますが、ここはもう5点で。
全体として、楽しめた佳作だったので4点にします。特にシリーズ前半は素晴らしかった。AT-X先生の次回作にも期待しています。
ストーリー | ☆☆☆__ |
キャラクタ | ☆☆☆☆_ |
音楽 | ☆☆☆__ |
作画 ・演出 | ☆☆☆☆_ |
お色気 | ☆☆☆☆☆ |
総合 | ☆☆☆☆_ |
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「あの女のそばにいたら、どんどんダメになっちゃうよ!」と言われましても、男としてはむしろ本望というか、積極的にダメになっていきたい。かのこん 第9話 「感じすぎちゃう?」 のレビューです。
今回、ちょっと絵の感じが違いましたね。作監の個性なのかな。あまりしっくりこなくて、せっかくの双子回なのに残念でした。
この作品はお色気だけじゃなく、コメディとしてもなかなかだと思っているのですが、今回はパッとしなかったような。絵のせいもあるけれど、会話の内容やテンポもいまいちでした。
まぁ、そんなこと吹っ飛んでしまうような内容ですけどね。なんというエロシーン。 尻尾の付け根かー
えーと、ストーリーはどうなったんだっけ? 妹キャラは三珠家という名門の人なのですね。彼女も妖怪なのかな? 耕太の本当の妹なのか、あるいはそういうプレイなのか、どちらでしょうか。
来週は妖怪大戦争になるようで。物語もそろそろ佳境なのでしょうか。 DVDは全6巻で、各巻2話収録なので、1クールもののようです。
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温泉回なので裸体はてんこ盛りだけど、シチュエーション的なエロさは薄かったかと。 かのこん 第8話 「一緒に入っちゃう?」 のレビュー。
3話のおしおきとか、7話のカチンコチンとか、あのくらいやってくれないと、もはや満足できないですな。ユウキとキリコの百合シーンが肩透かしなのが痛恨でした。ネット無料配信も止めたことだし、心置きなくやって下さい。
見所は、『九尾の狐』に変化した玉藻でしょうか。なかなか色っぽくて良かったけれど、尻尾はどこから出ているんだ?
今回は、ちずるの耕太への想いを表現したかったのでしょう。からかっているだけではなく、心から好きなんだなというのが伝わってきました。なぜ好きなのかはいまだに分からないけど。 耕太もちずるのことを気にかけていて、ロビーで微笑みあうところはいいシーンでした。
『お兄ちゃん』と言っていたキャラは、耕太の妹なんですかね? 妹がいるような気配は無かったけれど。今回は思わせぶりに登場しただけでしたが、来週も出るようで。
予告に出てきた忍者は、蓮と藍ですよね。これまでほとんどセリフが無かったけれど、当番回のようで楽しみです。
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ニプレスときましたか。ちなみにニプレスは和製英語(商品名)であり、欧米では Pasties というそうです。 ニプレスは衣服にポッチリが出るのを隠したいという日本女性特有の羞恥心から生まれたものであり、一方、Pastiesはダンサーなどが胸を極限まで露出する用途で使われるので、形態は似ているけれど用途は逆だと言えます。そんなことはどうでもいいですね。 かのこん 第7話 「あたためてあげちゃう?」 のレビューです。
おっぱいも良いのですが、自分としてはパンチラに注目したいところです。このアニメ、パンチラの見せ方もうまいと思うんですよね。たまにはキャプチャを貼ってみます。
こうしてみると、どれもたゆらが関わっているので、あれで結構ラッキーな奴かもしれません。
新キャラの雪花さん登場。中の人はドルアーガのアーメイと同じで、似たイメージですね。 これまで謎だったちづる自身のことについて、今後語られることになるのでしょう。
来週は温泉のようで、普通にアニメだと「サービス回キタ」とワクワクするところですが、このアニメの場合は毎回サービス回のようなものなので、そうでもありません。しかしながら、布団部屋プレイは当然期待してよいでありましょう。
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真っ裸とスク水の2択であれば、それはもうスク水ですよね。わかります。 かのこん 第6話 「お願いしちゃう?」 のレビューです。
ひたすらお色気シーンのみの回。でもかのこんはそれでいい気がします。 あのスゴロクは素晴らしいですね。前戯からエッチに至る流れが完璧だ。あの通りにやればチェリーボーイも安心ではあるまいか。
というわけでお色気は万全なのですが、不満があるとすれば、双子をもっとちゃんと出して欲しいということですね。せっかく門脇舞以さんとかがやってるのに。
ユウキとキリコが百合っぽく見えるのは、毒されすぎでしょうか。でもかのこんのスタッフなら期待にこたえてくれる気も。
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禁欲の話なのでエロ控え目なのは仕方ないとしても、全体的にイマイチだったかな。かのこん 第5話 「ダメになっちゃう?」 のレビューです。
この作品の魅力はお色気だけなく、コメディとしてもかなりイイと思ってたのですよね。テンポとかリアクションとかが良くて。でも今回は、あまりしっくりきませんでした。絵コンテが羽原信義さんということで、ダンクーガの作監などをされた大ベテランなのですが、ギャグの演出が古っぽく感じたのはそのせいかもしれません。
腕輪のせいで耕太とちづるは会えなくなり、それによってむしろお互いが大事であることに気づく、みたいな話かと思ったら、そこはアッサリ流しましたね。望が耕太をかばって傷つくというような熱い展開も無く、結末は合体でアッサリ。全体的に肩透かしでした。 ついでに言えば作画も微妙だったような。
変身シーンは良かったです。というか、はっきり描写されたのは初めてでは? 尻尾が生えてスカートが翻るのはいいね。
まぁ、いい回もあれば悪い回もあるということで。多くの人が分担して作っている以上、ムラがあるのは仕方が無いでしょう。次回は日常話のようなので期待してます。
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アバンの跳び箱授業で、「いけない!ルナ先生」を思い出してしまいましたよ。あれもかのこん的な、”行為そのものは無いが、それ以外はなんでもあり”で、少年誌のマンガとしては過激だったので、メディア良化委員会PTAの槍玉に上がって発禁・回収になっちゃったんですよね。 かのこんは、年齢制限設定を活用して限界に挑戦して頂きたいです。 第4話 「脱げなくなっちゃった?」 のレビュー。
バニー服の設定はハチャメチャとしか言いようが無いけれど、コスプレシーンを作るために手段を選ばないということでしょう。アリです!
委員長のナース服(およびパンツ)と、望のメイド服(およびパンツ)でお腹いっぱいでした。 惜しむらくは、バニースーツを着たちづるのエロ描写が薄かったことですが。ラストは、同化設定を使って綺麗にまとめました。
たゆら 「俺が怖いのはナースにシスター、ポリスに巫女さん、チャイナドレスだー」
なるほど、まんじゅう怖い作戦ですな。 ナイスチョイス。
養護の先生と生活指導の先生が、けっこう絡んでいましたね。2人とも妖怪のようだし、今後のストーリーに関わってくるのでしょうか。というか、いつ本筋のストーリーになるのだろう。
来週登場する男キャラで、話が動くのでしょうか。まぁ、ずっとこの調子でハチャメチャコメディでも、いいような気もしますけれど。
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”ガマの油でヌルヌル”のシーンが終わって、いやぁ今回もエロかったねと思っていたら、最後にとんでもないシーンが。 かのこん 第3話 「美味しく食べちゃう?」 のレビューです。
「ゴルゴ13のほうがエロいので、AT-Xはテレビ東京に負けている」的なことを書いた私は間違っていました。AT-X の度量の広さに感服しました。これは完全にプレイです。耕太は名実ともにエロス大王に。
それにしても、最近のティーン向け雑誌というのはあれですか、”ギャルゲー的恋愛フラグの立て方”が特集されますか。 ”トーストくわえて遅刻遅刻~”は、古典的な少女漫画ですけど。
”お弁当対決”はありがちの展開だけれど、テンポがいいし、クラスメイトたちのリアクションなど面白かったですね。実況ブースのパネルの数字とか、細かいところも楽しい。 ちなみに、料理を美味しく作るコツはシンプルであって、「自分に合ったレシピ本を見つけて、レシピに忠実に作ること」 です。料理に不慣れなのに、いきなり創作料理をやってはダメですね・・・
弟のたゆらは完全なやられ役で、彼のやられっぷりも笑えます。 なんだかんだで、今期で一番笑えるコメディかもしれない。
作画もけっこういいんですよね。モブやロングは手を抜いていますが、女の子の動きはとてもよいかと。例えば、保健室で寝ている耕太のところにちずるがやってくるシーンとか、なにげないシーンなのに枚数を使ってキュートに描かれています。
今期のお色気担当作品としては”To Loveる” が期待されていましたが、あちらは全裸シーンはあってもエロさは無いんですよね。この作品を見習うべきだと思いますよ。スッポンポンになればいいってもんじゃなく、シチュエーションが大切であると。
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今期最高のエッチアニメの座をゴルゴ13と争う(違) かのこんですが、今回もやってくれました。かのこん 第2話 「ひとつになっちゃう?」 のレビューです。
このカットとか、けっこう枚数を使って描いていて、力の入れどころがよく判っていらっしゃいます。このアニメ特有のグラデーションの効いた塗りが、お尻の丸みやスカートの影を表現するのに効果的だと思いますね。エッチだ・・・
一方で風呂でのバトルシーンは、止め絵なのが残念でしたが、シチュエーション的に真っ裸なのがむしろエロくないので、力を入れてないのかもしれません。だとしたら納得です。
ギャグのキレも相変わらずいいですね。このシーンの二人の反応のギャップとか、すごく好きだ。
でもそろそろ、耕太の奪い合いだけでは飽きてきたので、新展開が必要でしょう。一応これ、ストーリーあるんですよね? 予告編によると、バトルシーンがあるようなので楽しみにしています。
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サブタイトルが、そのまんまの意味だったことに驚愕。かのこん 第1話 「初めてしちゃう?」 のレビューです。
「欲しくなっちゃった…」というセリフも、おおかた血が欲しいとか精気が欲しいといったことなのだろうと思っていたら、、、アレですか、アレなんですか。 予備知識無しで観たので、想像を遥かに超えるエロさに驚きっぱなしでした。まぁ、さすがに最後までは致さないようですが。
尻尾が生えたらパンツが見える、という仕掛けは素晴らしいですな・・・ ”美しい国・日本”という感じです。
でもお色気だけではなく、コメディとしても水準をクリアしています。会話のテンポがよく、キャラも生き生き動いていると思います。本当は奥手なのに「エロス大王」とか呼ばれている耕太が気の毒で、そういうコメディなのでしょう。
塗りがセルっぽくないというか、グラデーションを多用したデジタルペイントっぽいですね。なかなか綺麗だと思います。ロングはともかくとしてアップは良いので、XEBECさんには頑張ってこのクオリティを維持して頂きたいです。
時系列が地味にシャッフルしているのですね。音楽室に呼び出されて、「なんか思い出すなぁ、これ」というカットと次のカットとで時制が違います。手がかりはいろいろありますが、たとえば、
- 登校シーンで既に校舎の一部が壊れていて、教師の一人に、それがちづるの仕業だとバレている。
- 手紙が、最初のシーンでは縦書きだったが、音楽室のシーンでは横書き
- 耕太のちづるの呼び方が、最初は「源さん」
- 乱入してきた”たゆら”(弟)が、耕太のことを「人間」呼ばわり
など。時系列が変わったことを判りにくくしているのは、視聴者にあえて失調感を与えようという意図なのでしょう。 まぁ、気づかなくても支障ないし、これはこれで面白い仕掛けだと思いました。
ノーマークだったので後回しにしていたのですが、思わぬ収穫。ロザバンと比較されそうですが、あれよりも好きな感じですね。お色気面でもコメディ面でも。
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