なかなかいい話じゃないですか。爽やかな最終回でした。 君が主で執事が俺で 第13話 「家族」 のレビューです。
たいていのキャラに見せ場を作ったのが、すごくうまいですね。 3姉妹の絆、そして主従の絆を描きつつ、錬の家族の絆もきっちり描きました。こうしてみると盛りだくさんなのですが、うまくまとまっているので慌しさはありませんでした。
個人的には、鳩姉が活躍したのがポイント高いな。 すべてを心得た謎の人物ですが、最後も家族の絆を取り戻すキッカケを作りました。あの父も、鳩姉には一目置いているのでしょうね。
森羅が仕事で行き詰ったり立ち直ったりする件は、ありがちな展開ではありました。でも、森羅が錬にハッパをかけるシーンは、錬自身の言葉を返すことで錬が気づくという展開で、説得力があったと思います。
最終回なので総評を。ストーリーは、ちょっと甘いかもと思いますが4点で。 最初のうちは、特にストーリーの無いギャグ&お色気のアニメだと思っていたのですが、10話からの展開がすごく好きなのです。
キャラクタは、3姉妹にあまり魅力を感じませんでした。いわゆるツンデレキャラは好きなはずなのだけれど、「女主人に仕えて嬉しい」という性癖が僕には無いのかもしれません。ならばこのアニメ見るなよということですが・・・ 巨乳嫌いなのにドラゴノーツを見るがごときかもしれません。
音楽は特に印象に無く、OP/EDはパッとしないと思いました。 作画は普通。 お色気シーンは多いのだけれど、モロすぎるのか、作画の問題か、ウリのわりには印象に残りませんでした。
というわけで、総合は3点で。キャラ設定が好みで無いのが痛いところ。でもシリアス展開が良かったのは嬉しい誤算でした。
ストーリー | ☆☆☆☆_ |
キャラクタ | ☆☆☆__ |
音楽 | ☆☆___ |
作画 ・演出 | ☆☆☆__ |
お色気 | ☆☆☆__ |
総合 | ☆☆☆__ |
よろしかったらポチっとして頂けると嬉しいです↓

なかなか、いい話になってきました。錬の父親に対するこだわりが前面に出てきましたが、これまで丁寧に伏線が張られていたので、説得力があると思います。 君が主で執事が俺で 第12話 「泥まみれ執事ひとり」 のレビューです。
特に、森羅の寝室で語り合うシーンが良かったですね。自分が器用に立ち回れるのは、父親に怯えていたためで、弱さの現れだという錬に対して、森羅はそれは優しさだと言う。 父親から逃げているという錬のコンプレックスを、ほぐしてやろうとする森羅の優しさに、ちょっと泣けました。 クラナドでは泣けなかったのに、ここで泣くのか >俺。 そういえば、家族の絆がテーマという点では、クラナドと被ってます。
森羅は、自分と他人との間に壁を作る人ですね。 壁の内側には、本当は弱い自分がいるのだけれど、その領域に踏み入られることは絶対に許さない。そうして気を張って、これまで生きてきたのでしょう。 錬はその壁を壊して、本当の家族になることができるのでしょうか。
次回は最終回ですが、この調子であれば、うまくまとまりそうです。 父親が出現ということで、個人的には鳩姉の活躍にも期待したい。 今回も、魚をスプラッタにさばく様子(と周囲の反応)に笑えました。
よろしかったらポチっとして頂けると嬉しいです↓

まさか、このアニメで泣ける日が来ようとは。3姉妹の絆の話でした。君が主で執事が俺で 第10話 「逆転!ナトセ只今参上」 のレビューです。
森羅がずっと気にしていて、夢が忘れてしまったことは何なのか、そのサスペンスを軸に物語は進行します。ストーリーにはけっこう引き込まれました。 夢が思い出すシーンは感動的だったと思いますよ。 子供のころは分からなかったけれど、今なら分かる想いが、どっと押し寄せてきたのですね。
3姉妹は幼いころに両親を亡くし、それでも強く明るく生きてきたのですが、両親の死に起因する微妙なわだかまりはあったのでした。今回のことで、わだかまりが解けて、ようやく両親の死の痛手を振り切ることができたのでしょう。 時間はかかったけれど、多少の失敗はいくらでも償えるのです。家族なのだから。
公園のシーンは、横浜の港の見える丘公園ですね。印象的な場所なので、ドラマやアニメでよく使われる気がします。まほろまてぃっくの、まほろとのデートのシーンもここでした。
今回も、鳩姉がいい味を出していました。でも気になる話がありましたね。鳩姉と錬は実の兄弟ではない?
ならば鳩姉ルートを希望したいところですが、まぁ無いだろうな。そろそろまとめに入る頃なので、誰とのエンディングなのか気になっています。順当なら森羅様でしょうけど。
よろしかったらポチっと↓

毎回、このアニメの感想書きには困ります。これといった内容が無いので・・・ 君が主で執事が俺で 第9話 「小さな英雄」 のレビューです。
未有の日常を描いて、彼女の夢が語られる話でした。サービスシーンはあるのだけれど、裸ん坊万歳みたいに真っ裸でいられても、あまりエロくはないですね。それよりは、未有担当である鳩姉の登場シーンが多いのが嬉しかったです。僕は、鳩姉ルートでぜんぜん構わないのですが。
未有がグレたらどうなるか、についてみんなでいろいろ想像するのだけれど、いまいち面白くありません。似たパターンが6話でもあって、あちらは面白かったけどなぁ。演出の問題でしょうか。
未有がみんなから愛されている一方で、夢は無視同然の扱いで、ラストでは泣き出してしまいました。特に森羅の態度は酷いよな。次回は夢がメインのようなので、フォローがあるといいのですが。
ヤッターマンのパロディがありましたが、あそこはぜひ森羅様にも入って欲しかったな、、、というのはみんな書くんでしょうネ。

”揚羽がやってきた”→”刺客を撃退した” というだけの話で、3行さえも必要ありません。君が主で執事が俺で 第7話 「久遠寺家全滅!?来訪者は揚羽様だった!」 のレビューです。
ポイントを探すとすれば、揚羽が刺客に襲われたことに対して、「年端もいかない女の子を狙うなんて酷い」と錬が義憤をあらわにしたところでしょうか。でも財閥の娘って、刺客に襲われるものですよね、アニメ的に。
未有は光ゲンジみたいなので買収されていたけれど、そういうのが好きという設定なんでしたっけ? 他の人はだいたい分かったのですが。
ラストの、月明かりに照らされた鳩姉と未有のシーンが、なにやらイイ雰囲気でした。
来週も揚羽の話なんですね。今回は、来週に向けた導入だったのでしょうか。正直、退屈だったので。 というか、パロディーがたくさん入っているようで、ネタが分からない自分が置いてきぼりなだけかもしれません。

Aパートは予告どおりカオス回。ユメノートだけに夢オチだし。
Bパートのコント風会話は、面白かったかな。美羽も案外つきあいが良く、”キラーパスね”には笑った。
鳩姉最強伝説は健在ですね。キャラの出番まで操るとは、神の領域だよ。
錬の言う、”周囲の人がフォローしてあげたいと思うカリスマ”ってのは、確かにあると思います。会社の偉い人にも、そういうタイプの人はいる。その人自身が凄いわけではないのだけれど、周囲に優秀なスタッフがなぜか集まるという。ユメはそうなれる素質があるかもね。
よろしかったらポチっとお願いします↓

エロ&パロディの応酬。実にあざといな。だがそれがいい。君が主で執事が俺で 第3話 「森羅万象」の感想です。
1,2話よりはギャグのテンポがこなれてきて、安心して見られました。アバンから爆笑してしまった。
『久遠寺フラッグ』は思ったよりもあっけない終わり方だったけれど、大佐が言っていたように、部下をうまく使えたかどうかが勝敗の分かれ目であり、それはこの作品のテーマ性(あるのか?)に結びついていると思えます。
末っ子は”空気キャラ”であることがもはやネタなんですね。今回も見事に空気だったよ。彼女の当番回はあるのでしょうか。まぁ無くてもいいけど。
サブタイトルからして森羅がメインなんでしょうけど、僕は今回も未有が良かったな。普段クールなのに、焦ったり恥ずかしがったり(&あえいだり)するところがたまらない。CVが上手ですしね。
未有エンド希望、の方はポチっと↓
